気鋭の若手実力派女優を起用した音楽プロジェクト“Magico”(マジコ)。ポルトガル語で「魔法の」といった意味で、今しか捉えることができない若手女優たちの魔法の瞬間を音楽(歌)で切り取り、季節ごとに紹介しようというもの。
そのプロジェクトの最終第4弾となる春(Primavera)編として、2025年度前期NHK連続テレビ小説『あんぱん』や、昨年公開され、じわじわと注目を集めつつある映画『地獄のSE』(監督: 川上さわ)に出演している瞳水ひまりを紹介します。国内外のアーティストによるカヴァー・アルバムが大きな話題となっている、
細野晴臣が1973年に発表した1stソロ・アルバム『
HOSONO HOUSE』収録の名曲「恋は桃色」をカヴァー。4月16日(水)に7インチ・シングルでリリースしています。
朴訥としていながらも不思議な訴求力がある瞳水の歌声を、本プロジェクト全作品のプロデュースを務める、アヴァン・ポップの最前衛の一人として、長く日本のオルタナティヴ・シーンの最前線で活躍する音楽家、
山本精一が演出。
弾き語りが特技という音楽好きの瞳水。カップリング曲は、かねて大ファンだという
カネコアヤノの名曲「週明け」のカヴァー。透明感あふれる歌声がなんとも心地よいです。
Photo by Naoko Kumagai