Almalegria 2025/04/17掲載(Last Update:25/04/18 18:44)
〈THE PIANO ERA 2024〉を含め昨年秋にツアーで来日したカルロス・アギーレ率いるグループ、
アルマレグリア(Almalegría)が、ニュー・アルバム『
メロディア・ケ・バ』を4月25日(金)にリリースします。
本作は、2024年秋にカルロス・アギーレ主宰レーベル「Shagrada Medra」より配信リリースされており、今回、カルロスが自らアートワークを監修した6面デジパック+フルカラー・ブックレット豪華仕様でbar buenos airesよりCD化される運びとなりました。
7年をかけて作り上げられたこのアルバムは、純真にメロディやリズムを奏でる“喜び / アレグリア”にあふれたもの。
ジャズやフォルクローレ、室内楽が溶けあうコンポジションと変拍子を交えたアレンジによる多層的な展開を、洗練を極めた幽玄の音世界に昇華したのが
カルロス・アギーレ・グルーポ『
ヴィオレータ』なら、本作では、その試みをさらに発展させたような、自由な遊び心と伸びやかな発想に基づくアンサンブルが展開されます。
既存の打楽器にとどまらず、日常の生活用具なども使った多彩かつ無限の音色の追求、そしてラテン・アメリカに伝わるさまざまなリズムを分析・融合し、新たな曲へと発展させていく試み、この2つがプロジェクトの根幹。収録8曲のうち7曲が、カルロス・アギーレによるオリジナル曲で、グループで演奏を重ねる中でメンバーの閃きや実験的なアイデアを貪欲に取り入れ、アンサンブルがじっくりと形作られ完成しました。
カルロスがそのパフォーマンスに惚れ込み、グループ結成を持ちかけたというヴォーカル / アコーディオンのルシアーナ・インフラン、カルロスの活動に欠かせないドラム/ / 打楽器のゴンサロ・ディアス、そしてカルロスが加わったトリオで始まったというアルマレグリア。さらに、表情豊かなエレキ・ギターで重要なエッセンスを加えるファブリツィオ・アマジャ、多種多様な打楽器とヴィブラフォンを演奏するイヴァン・ペトリッチ、豊かな音楽的素養を背景にした深みと情感のあるベースでアンサンブルを支えるセバスティアン・トソラという6人が響き合い、リズム、メロディ、ハーモニーが美しく調和した稀有なグループとして、今後の活躍にも期待が高まります。