1986年発表の「Reflections」が1億3,000万再生され再注目を浴びる
日向敏文が、オーケストラによる初のオリジナル・アルバム『The Dark Night Rhapsodies』を6月25日(水)に発売します。
本作『The Dark Night Rhapsodies』も、前作『
Angels in Dystopia』(2022年)同様、世界情勢や社会問題、そして未来の見えない若者たちに対する想いがコンセプトで、日々生まれる細かいモチーフから構成に何年もかけた45分の完璧な音世界は、まさに日向ワールドの真骨頂。悲しい曲もただ悲しいだけではなく、明るい曲もただ明るいだけではない、日々悲しいニュースばかりが流れる中で、徹底的に弱者によりそう日向の視線が感じられ、普段オーケストラの演奏に馴染みの薄いポップスのリスナーにも聴きやすい、短めで親しみやすいトラックが揃っています。
演奏を担当したのはNetflix、Disney、Amazonをはじめ多くのフィルム・スコアを手がける“ブダペスト・スコアリング・オーケストラ”。録音はハンガリー・ブタペストのアビー・ロードとも称されるRottenbiller Studioにて今年2月に行なわれました。
全62トラック(ストリングスのスポットマイクだけでも19トラック)からSSLアナログ・コンソールでDSDマスターにトラック・ダウンを担当したのは、
ジョン・ゾーン、
アート・リンゼイ、
坂本龍一、デイヴィッド・シルヴィアンなどとのプロジェクトで知られる名匠“
オノ セイゲン”。音響ハウスにて11日間におよぶエディットとトラック・ダウンの作業によって完成。渾身のSACD-Hybrid盤としてリリースされます。