半世紀以上にわたり、音楽にとどまらず芸術分野全般に多大な影響を与えてきたミュージシャン / プロデューサー / ヴィジュアル・アーティストの
ブライアン・イーノ(Brian Eno)。長時間のインタビューと500時間を超える貴重なアーカイブ映像で彼の半生を描き、昨年のサンダンス映画祭で話題をさらったジェネラティヴ・ドキュメンタリー映画『Eno』の日本での公開が決定しました。
この映画はアーティストのブレンダン・ドーズと共同開発した自動生成システム「Brain One(ブライアン・イーノのアナグラム)」を導入しており、観るたびに映画の構成や内容が変化するというユニークなもの。監督のギャリー・ハストウィットは「ブライアン・イーノのキャリアの多くは、プロデューサーとしての役割だけでなく、“オブリーク・ストラテジーズ”や音楽アプリ“Bloom”のようなプロジェクトでのコラボレーションを通して、彼自身や他の人々の創造性を可能にすることでした。私は、映画『Eno』をクリエイティビティを題材にしたアート映画だと考えていて、ブライアンの50年にわたるキャリアがその素材です。ブライアンの音楽とアートへのアプローチと同じくらい革新的な映画体験を創り出すこと、それがこの作品を製作した目的です」と語っています。
6月21日(土)東京・新宿 109シネマズプレミアム新宿 シアター7で開催される特別プレミア上映には、監督のギャリー・ハストウィットが来日。映画の上映とあわせて、監督と
ビーター・バラカンが登壇するトークショーが開催されます。チケットは4月24日(木)12:00から4月27日(日)23:59まで先行販売(抽選)を受付。
その後、東京・名古屋・大阪にて一般上映が開催されます。東京・新宿 109シネマズプレミアム新宿 シアター7での上映は7月11日(金)から7月17日(木)まで。愛知・名古屋 109シネマズ名古屋 シアター4での上映は7月12日(土)と7月13日(日)の2日間。大阪・109シネマズ大阪エキスポシティ シアター5での上映は7月12日(土)と7月13日(日)の2日間。一般上映は日ごとに上映ヴァージョンが変更されます。別ヴァージョンを鑑賞希望の方は別日のチケットを購入してください。