すでに世界各国で報道されているように、レディオヘッドのトム・ヨークが“トム・ヨーク”名義のアルバム『The Eraser』(写真)を発表。ビートが利いたエレクトロニック色の濃い作品となるようで、プロデューサーにはナイジェル・ゴドリッチ、ジャケット・アートワークにはスタンリー・ドンウッドといったレディオヘッド作品でもお馴染みの人物に支えられた作品となります。

　本作は、ここ数年にわたって放置されていた曲のマテリアルを完成させることを望み、メンバーの賛同を得て作り上げた作品ということで、トム・ヨーク自身は“ソロという言葉は聞きたくない”ともコメント。海外では新たに契約を結んだBeggars Group傘下のXL Recordingsからの発表となり、また日本ではBeggars Groupの日本支社として新たに立ち上がったBeggars Japanから（発売はワーナーミュージック・ジャパン）の発表となります。日本盤(WPCB-10001　\2,580(税込))は7月5日に、UK盤は7月10日に、US盤は7月11日にそれぞれ発売予定。なお収録曲「Black Swan」はキアヌ・リーブス最新主演映画『スキャーナ・ダークリー』（全米7月7日公開予定）に提供されることになるそうです。

●『The Eraser』
01. Eraser
02. Analyse
03. Clock
04. Black Swan
05. Skip Divided
06. Atoms for Peace
07. And It Rained All Night
08. Harrowdown Hill
09. Cymbal Rush