デビュー35周年を迎えた広島県出身のロック・バンド“
LORAN”が、1990年のデビューから1995年までに在籍していたレコード・レーベル「ファンハウス」時代に残した5枚のアルバム全58曲を、4月25日(金)より配信スタート。
2024年5月にヴォーカリストの
YASSが惜しまれつつもすい臓がんにて58歳で逝去。YASSは、
あたらよ、
チョーキューメイをはじめ数多くのアーティストのプロデューサー、コンポーザーとしても活躍していました。そんなYASS率いるLORANの記念すべき1stアルバム『BODY BLOW』の発売日でもある4月25日にオリジナル・アルバム全5枚の配信がついにスタート。Victoriaのスキー・キャンペーンCMソング「明日が輝く場所へ」や、献血キャンペーン・ソング「もう一度伝えたい」などスマッシュ・ヒットを創出し、風の如く疾走した5年間の軌跡が今蘇ります。
そしてLORANのメンバー3人(HITOSHI、TOMI、NAO)をホストに、ゆかりのあるバンドやアーティスト数組を迎えるオムニバス・ライヴ〈YASS Tribute 愛を歌おう 〜Second Waltz〜(仮)〉が、8月31日(日)東京・下北沢440(four forty)にて開催されることが決定。
ライヴ翌々日のYASSの誕生日(9月2日)には生誕60年を記念して彼の功績を讃えるスペシャルな計画もあるほか、さらにはYASSが生前に残した未発表ソロ音源のリリースも計画されています。ライヴや企画の詳細は今後オフィシャルSNSにて発表されます。
[メンバー コメント]広島の己斐のスタジオフィッツでのリハーサルから、LORANは、始まりました。
用賀のスタジオプラスワンで、曲を作り、
新宿のテイクワンスタジオで、1st Album「BODY BLOW」になりました。
ファンハウス在籍時全アルバム配信開始感慨深いです。――TOMI(ベース・コーラス)1990年3月25日、下高井戸にあったレコード屋にシングルCD「相棒」を買いに行き、
残った「相棒」を最前列に出しておいた。あの日から35年遂に配信デビュー!
安物のワインで乾杯しよう。――NAO(ドラム・コーラス)あれから一年近く経つけど、
今でもYASSがいないっていう喪失感で思考が停止したりすることがある。
ずっと応援してくれている皆もそんなことあるんじゃないかな?
この遠い日の思い出がいっぱい詰まった曲達が、少しでも皆の心の糧になるといいな。――HITOSHI(ギター・コーラス)