英ロンドンを拠点とするインスト・バンド、ユーフ(Yuuf)が、「ニンジャ・チューン」傘下のレーベル「テクニカラー(Technicolour)」と契約し、6月20日(金)に最新EP『Alma’s Cove』をリリースすることを発表。あわせて、タイトル・トラックをミュージック・ビデオとともに公開しています。
ユーフは、4人編成のインスト・バンド。世界各地の音楽的影響を融合 するという音楽理念のもとで活動しており、メンバーそれぞれの出身地も、スイス、デンマーク、フランス、イギリスと多彩。そのサウンドはクラシックなスペインギター、アメリカーナのサウンドスケープ、そしてスタジオジブリのサウンドトラックをも着想源としています。東洋と西洋を掛け合わせた摩訶不思議な音楽で人気を博すグラス・ビームスを輩出した「ニンジャ・チューン」の今の方向性の一つともシンクロしています。
6月20日にリリースされる5曲入りEP『Alma’s Cove』では、日常のストレスから解放され、自然や物事とのつながり、そして共鳴の感覚を通じて、リスナーを瞑想的な音の旅へと誘うサウンドスケープを展開。バンドは「『Alma’s Cove』は、ストレスのない夢のようなトロピカルな空間で、心が満たされ、今この瞬間を感じられる場所。自分のペースで楽しめる静かな楽園だ」とし、「このEPを制作するうえでの主な目的は、私たちのロンドンでの生活――ストレス、不安、圧倒される日々――とは真逆の空間を作り出すことだった。自然とのつながりを取り戻し、“今”を楽しむための夢の国なんだ」と語っています。
先行公開されたタイトルトラックは、オーガニックな質感、きらめくような音のディテール、サイケデリックなリズムが豊かに織り込まれ、リスナーを穏やかな世界へと誘うもの。自然の中を歩きながら、その音や景色を感じ取り、その美しさに身を委ねているような体験をもたらす同曲のMVは、ギリシャの地中海に浮かぶクレタ島にて撮影されています。