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ハープ奏者のブランディー・ヤンガー、豪華ゲストを迎えた新作『Gadabout Season』を発表

ブランディー・ヤンガー   2025/04/28 12:50掲載
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ハープ奏者のブランディー・ヤンガー、豪華ゲストを迎えた新作『Gadabout Season』を発表
 ジャズ、R&B、ヒップホップを融合させたユニークな音楽性が注目され、第64回グラミー賞の最優秀インストゥルメンタル作曲賞にノミネートされたハープ奏者のブランディー・ヤンガー(Brandee Younger)が、インパルス!からの3rdアルバム『Gadabout Season』を6月13日(金)に発表します。プロデューサーはベーシスト / プロデューサーのラシャーン・カーターシャバカ、コートニー・ブライアン、ナイア、ジョシュ・ジョンソンらがゲストとして参加しています。先行シングルとして、タイトル曲の「Gadabout Season」が公開中です。

 ブランディー・ヤンガー、ラシャーン・カーターとドラマーのアラン・メドナードはツアー中に、「どんな状況でも楽しみを探し求め、つねに動き続ける気ままな快楽主義者」という意味の言葉「ガダバウト(gadabout)」を耳にしました。その言葉はツアーのテーマとなり、彼らの使命を言い表しているかのようでした。信頼できるコラボレーターとして20年来の歴史を共有するこの3人は、ステージ上でもステージ外でも、音楽、アート、食べ物、そして新しい体験を通して、つねに喜びを追い求め、見出していました。

 この1年間、個人的な困難に直面してきたブランディー・ヤンガーにとって、アルバム・タイトルにある「ガダバウト」という言葉は癒しの力でした。「人生は誰にでも起こること、そして苦難の中でも輝きを追求することが不可欠であること」ということを思い出させてくれたのです。「幸せを表す曲を書こうと思った時、『Gadabout Season』が完璧なタイトルだと思いました」「このアルバムは、人生でもっとも複雑な瞬間の中で意味と美を探し求め、最終的により深い自己認識へと至る旅を反映しています。音楽的に『Gadabout Season』は他の作品よりもクリエイティブで少し知的な作品になっています」とヤンガーが語る新作は、これまででもっともパーソナルで探求的、思索的で想像力豊かな作品です。

 ブランディー・ヤンガーは今作のほとんどをニューヨーク州北部の田園地帯にある従兄弟の別荘で書き上げました。そこは彼女が集中できる場所で、平和と静寂に包まれ、鳥がさえずり、夜には星が見えます。やがて、ラシャーン・カーター、アラン・メドナードが加わり、プランがまとまりました。その後、カーターはヤンガーのハーレムのアパートのふたつ目の寝室を間に合わせのスタジオに改造し、2024年の後半に数ヵ月かけてアルバムを制作しました。「私はスタジオで1曲だけレコーディングすることに慣れているんです。このレコーディング・プロセスは時間をかけてアルバムのサウンドを明らかにし、発見の旅を反映させるために、意図的にゆっくりと行なわれました」とヤンガーは語っています。


Photo by Erin Patrice O'Brien

ブランディー・ヤンガー official site
brandeeyounger.com
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