2006/06/02掲載(Last Update:08/03/31 17:57)
ジ・オーブのアレックス・パターソンと
KLFのジミー・コーティという旧友2人が、
ピンク・フロイドのセッション・メンバーとして知られるガイ・プラットと、エンジニアのドム・ベッケンとともに結成した新プロジェクト、
トランジット・キングズ(Transit Kings)。今年の
FUJI ROCK FESTIVALへの出演も決まったこの注目ユニットが、ついにデビュー・アルバム『Living in a Giant Candle Winking at God』をリリースすることになりました!
メンバーの構成からジ・オーブの一連の作品に通じるアンビエント・ハウス系サウンドを思い起こさせますが、いずれもアーティスティックなパンク精神を持つ人たちなだけに、それだけでは終わらない、個性的なダンス・ミュージックを展開。すでに昨年には、EP
『Token E.P』(写真)を発表していましたが、ついに発表となるフル・アルバムでその全貌が明らかとなります!
アルバムには、元
ザ・スミスの
ジョニー・マーや、英コメディアンのサイモン・ディもゲスト参加しているようで、『Token E.P』収録曲を含む全12曲の収録を予定。
日本盤(VICP-63534 \2,520(税込))は7月20日に予定されており(海外は今夏予定)、日本盤のみ2曲のボーナス・トラックが追加収録される予定です。残念ながら本作完成後、ジミー・コーティはパーマネント・メンバーから離脱してしまいましたが、新しいステージを切り開いてきた2人を中心に作られた作品なだけに、クラブ・ミュージック好きなら要注目です! オススメ!
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『リヴィング・イン・ア・ジャイアント・キャンドル・ウィンキング・アット・ゴッド』01. Trailer
02. Boom (Bombay)
03. Baby Don’t
04. Oh Shit
05. Wagon Wheels
06. Japanese Cars
07. Free Free (Guiness Tree)
08. America is Unavailable
09. Concourse
10. Blooze Tracks
11. The West End as a Duck Going East
12. The Last Lighthouse Keeper
13. America is Unavailable (Vocal Mix)
*(13)は日本盤ボーナス・トラック。他1曲も追加予定。
●『Token Ep』
01. Oh Shit
02. America Is Unavailable
03. Japanese Cars
04. West End of a Duck Going East
05. Magic