うじきつよし率いる“
子供ばんど”が、10月24日(金)にメモリアル・ライヴ〈㊗おかげさまで45周年スペシャル 子供ばんど VS EARTHSHAKER〉を東京・恵比寿The Garden Hallにて開催します。
子供ばんどは、1980年にアルバム『
WE LOVE 子供ばんど』でデビュー。ミニ・アンプを載せたヘルメットをかぶり、ギターを弾きまくるうじきの楽しくヤンチャなキャラクターも相まって、瞬く間にテレビにも進出する人気バンドになりました。うじきがステージを駆け回る日本語カヴァー「サマータイム・ブルース」はバンドの代名詞ともなり、当時は“
BOW WOWや
LOUDNESSともフェスで一緒にやっていた”というギンギンのハード・ロック畑。しかし、ライヴ2,000本を達成した1988年に“やり終えた”と活動休止。うじきは俳優に転向しギターから遠ざかっていましたが、50歳を超えたとき、「人生を逆算する年齢になって、なんでもできる時間は限られているんだと思うようになりました。子供ばんどを知らない世代が増えてきたこともミュージシャンに戻る一因になりましたね」とロックへの原点回帰を果たします。
2022年に開催された〈TANZAWA ROCK FES〉でライヴ活動への思いはさらに強くなります。「山本恭司君のBOW WOWと一緒に出て、東京から離れた場所でもみんな僕らを観に来てくれた。温かい声援を受けて“続けていいんだな”と思いました。それからは毎年、メンバーやみんなの生存確認のためにも招集をかけてます」と笑顔で語っています。
45周年の今年、メモリアルの締めくくりに、1980年代のハード・ロック・シーンを熱くした2バンドが時を超え激突します。
対バンの相手に選んだのは、1983年にデビューしたハード&ヘヴィメタル・バンドの
EARTHSHAKER。うじきが“ハードだけどポップ、歌謡曲ファンにも通用する唯一無二の個性”と魅力を伝えるように、キャッチーな「RADIO MAGIC」でスマッシュ・ヒットを飛ばし、「MORE」はアマチュア・バンドのマスト・アイテムともなりました。
ミュージシャンも観客も若かった頃を思い出しながら、子供ばんどとEARTHSHAKERの爆音に胸を熱くします。これぞ生存確認、“俺たちは生きているぞ!”とロック魂が炸裂します。チケットはオフィシャル先行実施中です。