英国のプログレッシヴ・ロック・バンド、キャメルのキーボード奏者として活躍、2002年1月22日に惜しまれつつ他界したピート・バーデンスが、90年代に活動させていたバンド、ピート・バーデンズ・ミラージュのライヴ盤2作がリマスター再発されることになりました。リリースとなるのは、『ライヴ1994』（写真はオリジナル）と『ライヴ・ジャーマニー1996』。最新のリマスタリングに加え、アートワークも新装されることになっており、発売は2タイトルともに8月23日の予定です。

　特に注目は『ライヴ1994』で、キャメル時代の盟友であるアンディ・ワード（ds）に加え、なんとキャラヴァンからジミー・ヘイスティングス（sax,fl）、パイ・ヘイスティングス（g,vo）、デイヴ・シンクレア（key）が参加。当時プログレ・マニアの間で大きな話題となりました。2作ともにプレイされているのは、バーデンス在籍時のキャメルの名曲群が中心ですので、ファンなら楽しめるはず。未聴の方はこの機会にチェックしてみては？ なお、何かしらの追加収録を予定しているようですが、詳細はまったくの未定です。