Jinmenusagiが、新章アルバムへと繋がるシングル第1弾「Aruku」を9月25日(木)にリリース。あわせて、ミュージック・ビデオを公開しています。
Jinmenusagiが年内リリース予定の新アルバムからのシングルカット第1弾は、Jinmenusagiの鋭くも冷静な視線で大都会東京を再解釈するアダルトな一曲「Aruku」。
本作「Aruku」のビートはLEEYVNG名義でのセルフプロデュース。Jerk Drill特有のリズムの中に、東京人と自負するジメサギなりの解釈がサウンドとして落とし込まれ、煌びやかなネオンの隙間に吹き込む都会の夜風のようなサックスのフレーズが滑り込みます。ミドル・テンポでバウンス感を保ちながらも、過剰に煽らない落ち着いたサウンドが“気だるさ”と”焦燥”を同時に浮かび上がらせ、日本・東京産を物語ります。
都会に生きる人間関係の距離感や価値観のズレを、鋭くもユーモラスに切り取る「クラブだけでしか会わないやつは一生かけても合わない」という強烈な一節も、ビートの軽快さに包まれ耳に馴染みます。インターネット黎明期からデジタル空間に触れていたが故に形成された、ジメサギならではの内省的且つシニカルな視線や人格から放たれる作詞は、ただの自己主張に終わらずこの街で生きる同じ感性の持ち主に共感を得るであろう“温度差”を浮き彫りにします。
そして、このシングルカットはあくまで新アルバムの“序章”に過ぎません。歩き出したジメサギの活動に業界は目を離せないでしょう。
まだ誰も知らない新アルバムの全貌が静かに待っています。情報をお待ちください。