『Paris is Burning』というクラッシュへのオマージュを思わせる仮タイトルや、ビートルズｘJAY-Zのマッシュアップ作品『GLAY ALBUM』で話題となったナールズ・バークレイ（デンジャー・マウス）のカヴァーに挑戦する、などといったウワサが一人歩きしていた、パリス・ヒルトンのアルバムがついにリリースされます。タイトルは『パリス・ヒルトン』。US盤は7/31に、日本盤はCD＋DVDの初回盤(WPZR-30148〜9)と通常盤(WPCR-12275)の仕様で、8月23日に発売されます。日本盤にはボーナス・トラックが収録される予定とのこと。

　日本ではバッグ・デザイナー、モデルとしても活躍、初出演映画『蝋人形の館』でラジー賞を受賞した経歴を持つ女優であり、アメリカを代表するセレブ令嬢パリス・ヒルトン。これらの輝かしい肩書きについに“アーティスト/シンガー”が加わります。本作ではプロデューサーにミッシー・エリオットやクリス・ブラウン、ビヨンセらのプロデュース・ワークで知られるスコット・ストーチを起用し音楽的にも完成度の高いアルバムとなっているとの事。元カレのニック・カーター(バックストリート・ボーイズ)ほかイン・シンクのJCシャゼイやThree 6 Mafiaもゲストとして参加しているとのウワサも……。

　ビデオ・クリップも完成しテレビやラジオでオンエアが開始された先行シングル「Stars Are Blind」も日本盤化、同日発売されるとのこと。確かに音はちゃんとしているけど、ノーダウトがブロンディのカヴァーした曲をパリス・ヒルトンが聴いてくねくねしてるみたいなPVだなあ……などという野暮は言わずに、令嬢のホットなお姿を楽しみましょう！(写真はパリス・ヒルトンの主演ビデオ映画『パリス・ヒルトン in ビバリーヒルズの誘惑』)