今年3月、13枚目のアルバム『デッドウイング』（写真）でようやく日本デビューを飾り、先日はUDO MUSIC FESTIVALで来日も果たした英国のプログレッシヴ・ロック・バンド、ポーキュパイン・ツリーが最新ライヴDVDをリリースします。タイトルは『Arriving Somewhere…』。発売は、国内盤（邦題未定・IEBP-10007 税込\3,675）が現時点で9月21日、UK・EU盤が10月9日、US盤は10月10日に予定されています。

　このDVDは2枚組となっており、Disc-1には2005年10月、米国シカゴのPark Westでのパフォーマンスを収録。セットリストなどは不明ですが、ステレオと5.1chで当日のライヴをフルで楽しむことができます。Disc-2には、テレビ出演時の様子やPVなどを収録予定。当初はドキュメンタリーも収めることになっていたものの、あまりにも素材が膨大なため（過去4年間で250時間もあったとのこと）、今回のDVDには間に合わないようです。なお、日本では同時に、2002年に発表されたアルバム『イン・アブセンティア』の国内盤（IECP-10068 税込\2,625）が、ボーナス・トラックを追加して登場します。

　バンドは10月に、なんとロバート・フリップ＆エイドリアン・ブリューによる“ProjeKct 6”を従え、米東海岸ツアーを敢行予定。この組み合わせで来日してくれたら……、というプログレ・ファンも多い？