2006/08/29掲載(Last Update:08/03/31 17:57)
L.A.、オレンジカウンティ、サンフランシスコ、ボストン、NY、シカゴ……80年代レーガン政権下のアメリカ各地で同時多発的に生まれた
ブラック・フラッグ、
マイナー・スレット、
バッド・ブレインズ、
ハスカー・ドゥら“アメリカン・ハードコア”のパイオニア・バンドの伝説と、やれることはすべて自分で行なう“D.I.Y.パンク”シーンを築いたことで、“More Than Music”を合言葉に多々ある音楽のジャンルの枠を飛び越えたムーヴメントとなった80年代USハードコアの歴史を“切り取った”話題のドキュメンタリー映画『American Hardcore』。9月22日にはNYとLAで封切られるこの映画の
OST(US盤)が10月10日に登場します。
気になる収録内容は学校の先生のような穏やかな語り口で、硬く静かに激情したThe EVENSの来日公演の記憶も新しい
イアン・マッケイが率いたマイナー・スレット、ワシントンD.C.を代表、PMA(ポジティヴ・メンタル・アティチュード)の実践者バッド・ブレインズ、オレンジ・カウンティからは
the Adolescentsが、もちろん
サークル・ジャークスとブラック・フラッグは忘れまじ!……ともう豪華すぎて何がなにやら!とにもかくにも下記のトラック・リストをご参照あれ。真に世界中のパンクスたちが心酔し、現在も愛され続ける名バンド&名曲の数々は、これだけ聴いてりゃ間違いない!酒飲みもいればストイックなのもいる、USハードコア入門編にも絶対オススメの一枚。ぜひぜひお手元に!
■2006年10月10日発売
『American Hardcore』オリジナル・サウンドトラック「Nervous Breakdown」Black Flag
「Out of Vogue」Middle Class
「Pay To C*m」 Bad Brains
「F*cked Up Ronnie」 D.O.A.
「Red Tape」 Circle Jerks
「Filler」 Minor Threat
「I Remember」 MDC
「Nic Fit」 Untouchables
「Kill a Commie」 Gang Green
「Boston Not L.A.」 the Freeze
「Straight Jacket」 Jerry's Kids
「Boiling Point」 SS Decontrol
「Who Are You/Time To Die」 Void
「Came Without Warning」 Scream
「Friend or Foe」 Negative Approach
「Bad Attitude」 Articles Of Faith
「Think For Me」 Die Kreuzen
「My Minds Diseased」 Battalion Of Saints
「I Hate Sports」 7 Seconds
「Brickwall」 Big Boys
「I Was a Teenage Fuckup」 Really Red
「I Hate Children」 Adolescents
「Enemy for Life」 YDI
「Runnin' Around」 D.R.I.
「Don't Tread on Me」Cro-Mags
「Ha Ha Ha」 Flipper