スタンダード・ナンバーのカヴァー・アルバム『ザ・グレイト・アメリカン・ソングブック』を4作にわたって大ヒットさせたロッド・スチュワートが、今度はロックの名曲をカヴァーする作品を発表することになりました。『グレイト・ロック・クラシックス（Still The Same…Great Rock Classics Of Our Time）』というタイトルのこのアルバム、プロデュースを担当したのはボン・ジョヴィやシェリル・クロウでお馴染みのジョン・シャンクス。発売は、US盤が10月10日、国内盤（BVCM-31201 税込\2,548）はボーナス・トラックを収録予定で、11月8日となっています。

　今作は、主に70年代のヒット曲を中心に構成。アルバム・タイトルにもなったボブ・シーガー＆ザ・シルヴァー・ブレット・バンドの「スティル・ザ・セイム」、クリーデンス・クリアウォーター・リヴァイヴァルの「雨を見たかい」、エヴァリー・ブラザーズのオリジナルでナザレスのヴァージョンも有名な「ラヴ・ハーツ」、ボブ・ディランの「イッツ・ナット・フォア・ユウ」、バッドフィンガーの「デイ・アフター・デイ」などを収録する予定です。あの独特のハスキーな声で、これらの名曲群をどのように料理しているのか、期待しましょう。今後もこのシリーズが継続されるのか、こちらも注目です。