2006/09/29掲載(Last Update:08/03/31 17:57)
いわゆる“ブリティッシュ・ビート”のシーンで活躍した重要人物2人の作品群が、紙ジャケットでリリースされることになりました。登場するのは、
ジョージィ・フェイムと
スペンサー・デイヴィス・グループの作品計7タイトル。発売はすべて11月22日の予定です。
ジョージィ・フェイムは64年の『リズム アンド ブルース アット ザ フラミンゴ』から66年の『サウンド ヴェンチャー』までの4作品。いずれもボーナス・トラックを9〜10曲と大量に追加しています。スペンサー・デイヴィス・グループは『ゼア・ファーストLP』(65年)から『オータム'66』(写真・66年)までの3タイトルで、スティーヴ・ウィンウッド在籍時の作品ということになります。こちらもボーナス・トラックを8〜9曲追加。そしてなんと、今回のリリースはすべて世界初CD化となります。音源自体はCDで楽しめるものもありましたが、アルバムとしての形態にこだわるマニアには朗報でしょう。ジャズやR&Bをルーツにし、ブリティッシュ・ロック・シーンの基礎を作り上げた偉人の軌跡。紙ジャケ・マニアのみならず、未聴の方もこの機会にどうぞ。