ザ・ダークネス 2006/10/12掲載(Last Update:08/03/31 17:57)
英国のタブロイド紙『The Sun』が
報じたところによると、
ザ・ダークネスのフロントマンであるジャスティン・ホーキンスが、バンドを脱退する意向を明らかにした模様です。これを受けてNMEやKERRANG!、Billboardといった英米の主要音楽メディアが一斉にこの話題を報じています。
これは10月11日付の『The Sun』がジャスティンのインタビューを掲載したもので、その中で彼は、この3年の間に£150,000(日本円で約3,300万円)もの大金をコカインに注ぎ込んだと発言。現在はそのリハビリの初期段階にあるとのことで、「(バンドの)他の連中には悪いと思っている。これは激変だ。だが、俺にとっては先に進む時なんだ」「バンドにとどまることは回復するのに悪い影響を与える。この問題でバンドを責めているんじゃないよ。俺は中毒者なんだ。バンドにいてクリーンなままでいられる人間もいるが、俺はそうじゃなかった」と語っています。
2ndアルバム
『ワン・ウェイ・チケット・トゥ・ヘル…アンド・バック』(写真)のセールス不振により、Atlantic Recordsが契約を切りたがっている(後にバンドが正式に否定)……など、ザ・ダークネスの周辺ではこれまでにも良くない噂が頻発。また、ジャスティンの“健康問題”のため、8月にはデンマークでのフェスティヴァル出演もキャンセルしていました。
バンドはベーシストのリッチー・エドワーズをフロントに据えて活動を継続する、という報道もありますが、公式HPのメッセージ・ボードには「君たちが新聞を通してこのことを知ったのに対し、申し訳なく思っている。僕らは最後の瞬間までこれ(ジャスティンの脱退)が起こらないことを望んでいた。僕ら(ダン・ホーキンス、エド・グレアム、リッチー)はまだショックを受けている。現時点では将来について明言することはできない。すべてのファン、パートナーや家族に対し、引き続いてサポートしてくれることに感謝している。僕らが何をしたいのかがわかったら、君たちに伝えよう」と記されています。今後の動向に注目したいところですが、ファンにはあまりにも衝撃的過ぎる情報となってしまいました……。