ダブ平&ニューシャネル 2006/10/19掲載(Last Update:08/03/31 17:57)
コラージュなどの絵画や、ゴミやガラクタを寄せ集めて作るオブジェの創作、執筆活動、
ボアダムスの
EYEとのユニット
パズル・パンクス、
JUKE/19などでの音楽制作など多岐にわたる活躍で知られる現代芸術家・大竹伸朗。はじめての大回顧展『大竹伸朗 全景 1955-2006』が東京都現代美術館で開催中ということもあり、改めてその作品群に注目が集まっていますが、大竹氏の作品、
ダブ平&ニューシャネルと
アルタードステイツの内橋和久が“対決”した伝説のライヴの音源が11月11日に
『内ダブ』(写真 CREC-0017 \2,500(税込))としてリリースされます。
大竹氏の作品でありながらもすでに“人格を確立している”という遠隔操作ロック・バンド“ダブ平&ニューシャネル”による、
UAや
吉田達也らをはじめとする一筋縄ではいかないミュージシャンたちとのコラボレーションや、90年に結成したインプロ・ジャズ・ロック・トリオ、アルタード・ステイツのギタリストとして知られる
内橋和久と2000年7月に大阪で行なった対決/競演の記録が収められる本作。生身の人間がギターとダクソフォンでいかにダブ平と戦ったのか、そしてその勝敗は?……即興音楽の歴史のみならず、現代音楽の歴史にも大きな足跡を残したとファンの中で語り継がれているこのライヴはなんとも追体験したいもの!注目のパッケージは特製のダンボールCDジャケット。そこに踊るタイポグラフィは大竹氏によるデザインです。ぜひお手元に。