渋さ知らズが、サン・ラ・アーケストラのメンバーも参加した2004年発売の『渋星』(写真)リリース以来3年ぶりとなるオリジナル・アルバムと、単独公演として最も動員を集めた2006年渋谷O-EASTでのライヴの模様を収録したDVDを来年1月10日にリリースします。

　ジャズ、ロック、ファンク、暗黒舞踊、パンク、演劇……さまざまな“アングラ”カルチャーをポップにかつ破天荒に喰らいつくす、他の誰も真似できない即興演奏集団・渋さ知らズ。今回リリースが決定したアルバム(タイトル未定)には書き下ろしの新曲に、ライヴでお馴染みの“キラー・チューン”のいくつかが初めてCDに収録される模様。さらに音源化済みの楽曲も驚くようなアレンジで再登場するとか。これ以上の収録予定曲の詳細は明らかにされていませんが、思わず前のめりになってしまう収録内容であることは間違いなし！しかも今回はSA-CD Hybrid盤でのリリースで、SA-CDプレイヤーをお持ちの方ならライヴ以上の臨場感をもって渋さの音を“お耳にできる”アルバムとなるそうです。

　同日発売されるDVD(こちらもタイトル未定)は、2006年1月に行なわれた彼らのベスト盤『渋全』レコ発ライヴの模様をフジテレビ721のカメラ・クルーが撮影した映像が収録されるとのこと。同ライヴは今年4月にフジテレビ721(CS放送)で1時間番組として放送されましたが、このDVDは、同時収録される「渚の男(ナギサノヒト)」プロモーション・ビデオも含め、およそ120分の収録時間となります。この日はカルメン・マキが登場し、「かもめ」や「世界の果ての旅」を渋さをバックに熱唱した素晴らしいライヴだったためにこちらも必携！また、カラー24ページの渋さ初“チビ写真集”も封入されるそうです。