2006/11/13掲載(Last Update:08/03/31 17:57)
昨年発売のアルバム
『Pink』(写真)のワールド・ワイド・リリース(米Southern Lord rec.より)、欧米ツアーなど今年もノリにノッていた
Boris。過去作のパッケージを一新した再リリースや
『Dronevil Final』も記憶に新しいなか、来る12月23日に新作が早くも登場! これまでに、
彫刻の庭、
灰野敬二、
メルツバウ、
Sunn O)))といった面々とのコラボレート作品を作り上げてきたBorisの今回のお相手は、伝説のサイケデリア
White Heavenや
マーブル・シープ、the Stars、
Ghostのギタリストとして知られ、
朝生愛や
デーモン&ナオミのサポート・メンバーとしても活躍する
栗原ミチオ。彼とともにBoris with Michio Kurihara名義でコラボレーション作
『Rainbow』(PDL-0601 \2,625(税込))を12月23日にリリースします。
『PINK』ではこれまで築いてきた作風をベースに、よりバラエティ豊かになったサウンドを聴かせていましたが、今回栗原を迎えたことでその幅をさらに広げるであろうことは想像に難くありません。エンジニアは、
ゆらゆら帝国や
ギターウルフ、
穴奴隷などの作品を手掛け、日本の轟音にこの人ありといわれる中村宗一郎(前出のthe Starsではオルガンを担当)とBorisのドラムスAtsuo。この二人の共同作業は、Borisをはじめ
Greenmachine、
Church Of Miseryなど数多く、磨きがかかった録音に期待。また、アートワークの担当は現在判明していませんが、いままでにも、Atsuo自身によるFangsanalsatanや、Stephen O'Malley(Southern Lord rec.,Sunn O))),Khanate etc.)、regina(TOE,Nine Days Wonder,shikari etc.)、Aaron Horkey(Burlesque of North America,LEX rec.,Anticon etc.)など、気鋭が手掛けてきただけに、こちらも気になるところ。すでにライヴで披露されているギターWATAのヴォーカル曲も収録されるようです。