アシッド・マザーズ・テンプル&ザ・メルティング・パライソU.F.D. 2006/12/11掲載(Last Update:08/03/31 17:57)
1995年に結成され、数あるAcid Mothers Temple派生バンドの中でももっともフリーキーでかつエクスペリメンタルな音楽性で知られる
Acid Mothers Temple & The Melting Paraiso U. F. O.。彼らが2001年にアメリカのレーベルからアナログ盤(写真)としてのみリリースした名盤『In C』が待望の
国内盤化(MCRN-006 \2,000(税込))、来年2月10日にリリースされます。
Acid Mothers Temple & The Melting Paraiso U. F. O.はギタリスト河端一を中心に、津山篤(
想い出波止場ほか)や、現在では
ドラびでおでも活躍中の一楽儀光らで結成されたユニット。このアルバムは、ミニマル音楽の巨匠
クロノス・クァルテットとの親交で知られる
テリー・ライリーの代表作『In C』を完全に再構築しカヴァーしたもの。テリー・ライリー自身が定めた演奏上の唯一のルールすら守られていないにも関わらず、これほど斬新でかつ異端なヴァージョンは存在しないと絶賛を集め、海外でAcid Mothers Temple人気に火をつけた作品であり代表作です。今回のCD化ではジャケットのアートワークを一部刷新。また、サイケデリックのオリジネーター、
デヴィッド・アレン率いる
Gongとの合体ユニットAcid Mothers Gongに参加している吉田達也がデジタル・リマスターを手がけることになっており、すでに輸入盤アナログをお持ちの方も思わず購入してしまう作品となっています。