日本でも高い人気を誇る米国のプログレッシヴ／テクニカル・メタル・バンド、ドリーム・シアターが米Roadrunner Recordsと契約、6月には『オクタヴァリウム』（写真・2005年）以来の新作をリリースし、欧州のフェスティヴァルを含むワールド・ツアーに出ることを明らかにしました。

　昨年、長年にわたり在籍してきたWarner Music Groupを離れ、新作のレコーディングとともに新たなレーベルも探していた彼らですが、移籍先に選んだのはヘヴィ・メタル・シーンでお馴染みの名門レーベル。今後の活躍に期待が高まります。そして、注目の新作は『Systematic Chaos』というタイトルになることも発表されており、ニューヨークのAvatar Studiosで作業中。現在のところ7曲が収録される予定で、その中には25分の大作も含まれているようです。

　マイク・ポートノイ（ds）は、「このアルバムからは俺たちのすべてが得られる」とコメントし、「ミュージシャンシップ、脳を圧倒するようなリフ、ビッグでプログレッシヴな大作、胸を打つメロディ」が詰まっているとのこと。結成から20年を越えてなお、進化し続ける彼らの新たなる活動に、ファンは期待しましょう。