クリント・イーストウッド 2007/03/09掲載(Last Update:08/03/31 17:57)
第二次世界大戦の大きな転機となった悲劇的な硫黄島の戦いを、日米双方の視点から描いた、
クリント・イーストウッド監督の“硫黄島2部作”『父親たちの星条旗』『硫黄島からの手紙』がワーナー・ホーム・ビデオよりDVD作品として発売されます。
アメリカ側の視点から描いた第1弾『父親たちの星条旗』は5月3日に、日本側の視点から描いた『硫黄島からの手紙』は4月20日にそれぞれ発売。両タイトルとも2,980円の1枚組(本編ディスクのみ)は7月2日までの期間限定出荷で、3,980円の特別版には特典ディスクが付属されます。
『父親たちの星条旗』の特典ディスクには、クリント・イーストウッドによるイントロダクション、メイキング、ドキュメンタリーなどが、『硫黄島からの手紙』の特典ディスクには、日本で行なわれたワールドプレミアや記者会見の模様、メイキングなどがそれぞれ収められる予定。
戦争で命を落とした人々に対するクリント・イーストウッド監督のトリビュートとも言える“硫黄島2部作”を、DVD作品として再び注目してみてはいかがでしょうか?
≪4月20日発売≫
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『硫黄島からの手紙』(DLVY-13714 \2,980(税込)・写真)
*2007年7月2日までの期間限定出荷
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『硫黄島からの手紙 特別版』(DLWY-13712 \3,980(税込))
*特典ディスク付属。
【ストーリー】
2006年、硫黄島。地中から発見された数百通もの手紙。それは、61年前にこの島で戦った男たちが家族に宛てて書き残したものだった。届くことのなかった手紙に、彼らは何を託したのか。
戦況が悪化の一途をたどる1944年6月、日本軍の最重要拠点である硫黄島に新たな指揮官、栗林忠道中将が降り立った。硫黄の臭気が立ち込め、食べ物も飲み水も満足にない過酷な灼熱の島で掘り進められる地下要塞。このトンネルこそが、圧倒的なアメリカの兵力を迎え撃つ栗林の秘策だった。最後の最後まで生き延びて、本土にいる家族のために一日でも長く島を守り抜け―。「死ぬな」と命じる栗林の指揮のもと、5日で終わると思われた硫黄島の戦いは36日間にも及ぶ歴史的な激戦となる。
61年ぶりに届く彼らからの手紙。そのひとりひとりの素顔から、硫黄島の心が明かされていく…。
【特典ディスク:映像特典】
・メイキング
・キャスト
・ワールドプレミア〜武道館にて〜
・記者会見〜グランドハイアット東京にて〜
・オリジナル劇場予告編
≪5月3日発売≫
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『父親たちの星条旗』(DLVY-12161 \2,980(税込))
*2007年7月2日までの期間限定出荷
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『父親たちの星条旗 特別版』(DLWY-12162 \3,980(税込))
*特典ディスク付属。
【ストーリー】
太平洋戦争末期、硫黄島に上陸したアメリカ軍は、予想を上回る日本軍の防戦に苦戦を強いられた。壮絶を極める戦闘の中、摺鉢山の頂上に翻った星条旗。その1枚の写真がアメリカ中を熱狂させ、6人の英雄を生み出した。
星条旗を掲げた6人の英雄のうち硫黄島から生還できたのは3人だけ…衛生兵のドク、アメリカン・インディアンの出自を持つアイラ、伝令係のレイニー。祖国に帰還した彼らは、戦費を調達するために、アメリカ全土を巡る戦時国際キャンペーンツアーに駆り出される。どこへ行っても熱烈な喝采を浴び、国民的英雄として祭り上げられる3人。しかし、英雄扱いされればされるほど、彼らの苦痛は深くなって行く。その写真の真実は、人々の熱狂とは程遠いものだった…。
【特典ディスク:映像特典】
・クリント・イーストウッドによるイントロダクション
・原作と脚本に寄せて
・キャストが語る6人の英雄
・メイキング
・星条旗を掲げて
・ドキュメンタリー:硫黄島の戦い
・“父親たちの星条旗”の中の視覚効果
・オリジナル劇場予告編