2007/03/14掲載(Last Update:08/03/31 17:57)
今回も「ジャズ新譜通信」として、今後発売されるジャズおよびフュージョンの新作を数点ずつご紹介いたします! 今回は3月発売の新作を中心にご紹介。なお、曲目などは各ディスクのリンク先をご覧ください。
≪3月21日≫
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ヨーロピアン・ジャズ・トリオオランダの人気ピアノ・トリオ、ヨーロピアン・ジャズ・トリオの新作
『黄昏のサウダージ』(MYCJ-30411 \2,800(税込)・写真)はボサ・ノヴァ集。「想いあふれて」「ジェントル・レイン」「イパネマの娘」「コルコヴァード」など全14曲を収録。彼らならではの曲の解釈と上品な演奏でジャズ・ボッサが綴られています。2月には発売記念の来日ツアーを行なう予定。3月21日発売。
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noonオーガニックな声質が魅力のnoonが、敬愛する
ハリー・コニックJr.の出身地、ニューオーリンズで録音した
『ウォーク・ウィズ・ジー・イン・ニュー・オーリンズ』(VICJ-61441 \3,150(税込))を3月21日に発売。プロデューサーにハリーのバンドで活躍するリロイ・ジョーンズ(tp)を、サポートに現地のトップ・アーティストたちを迎え、この地にちなんだ曲やジャズ・スタンダードを歌っています。
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寺井尚子人気ヴァイオリン奏者、寺井尚子の新作
『ジェラシー』(TOCJ-68074 \2,800(税込))が3月21日に発売されます。
北島直樹(p)、
横山涼一(b)、中沢剛(ds)を従えたカルテットによる録音。収録されているのは、タンゴの名曲であるタイトル曲をはじめ、
ジョン・コルトレーンの「アフロ・ブルー」や「アメイジング・グレイス」、オリジナル曲も。CDエクストラでスタジオ・ライヴ映像も収録。
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クラブパンゲア浪速の女ギタリスト、安達久美(g)が、
則竹裕之(ds)との双頭バンド“クラブパンゲア”とのユニット、安達久美クラブパンゲアでデビュー。3月21日発売の1stアルバム
『リトル・ウィング』(VACM-1302 \2,940(税込))では、彼女の原点である
ジミ・ヘンドリックスのナンバーや、“だんじり”のリズムからイマジネーションを得たオリジナル曲「ダンジリ・ファンク」などで、強烈なグルーヴを聴かせくれます。
≪4月6日≫
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デートコースペンタゴンロイヤルガーデン菊地成孔率いる大所帯バンド、デートコースペンタゴンロイヤルガーデンのアルバム3作目
『フランツ・カフカズ・アメリカ』(PCD-18514〜5 \3,150(税込))が4月6日に発売。スタジオ録音作品
『STAYIN'ALIVE/FAME/PAN-AMERICAN BEEF STAKE ART FEDERATION 2』のリリース後、溜まりに溜まった楽曲群から厳選、新録した2枚組作品となっています。
≪4月18日≫
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ディー・ディー・ブリッジウォーターベテラン実力派シンガー、ディー・ディー・ブリッジウォーターの新作
『レッド・アース』(UCCM-1109 \2,500(税込))が4月18日に発売。アフリカ、マリの首都パマコでの録音で、マリのミュージシャンと共演。母なる大地への回帰を歌った作品となっています。大半の歌詞をディー・ディーが書き、ラップを披露する曲もあるとのこと。
ウェイン・ショーターの「フットプリンツ」も収録されます。