この3月には「ロックの殿堂(Rock and Roll Hall of Fame)」に選出された、ニューヨーク・パンクの女王パティ・スミス。先日発売されたカヴァー・アルバム『Twelve』を聴き、他アーティストの曲を歌うことでより際立った、貫き通されるその美学に震えたファンも多いはず。そんななか、鮮烈なデビューを飾った『ホーセス』(写真・75年リリース)からタイトなロック・アルバム『ガン・ホー』(2000年リリース)までの過去作品8タイトルが6月20日に紙ジャケット再発されることが決定しました。

　今回リリースされる8タイトルは『ホーセス』(BVCM-37927　\2,310(税込))、『ラジオ・エチオピア』(BVCM-37928　\2,310(税込))、『イースター』(BVCM-37929　\2,310(税込))、『ウェイヴ』(BVCM-37930　\2,310(税込))といった初期4作品に、フレッド・スミス(MC5)との結婚以降9年間の“沈黙”を破って、母性というあらたな武器を得て最前線に復帰した『ドリーム・オブ・ライフ』(BVCM-37931　\2,310(税込))以降、『ゴーン・アゲイン』(BVCM-37932　\2,310(税込))、『ピース・アンド・ノイズ』(BVCM-37933　\2,310(税込))、『ガン・ホー』(BVCM-37934　\2,310(税込))。これらのアルバムを通して、パンク・ロック界が誇る詩人として、また一人の女性としてのパティ・スミスが再確認できることでしょう。すべて初回生産限定盤につき、お早めのご入手をオススメします！