ドイツの大ベテラン・ハード・ロック・バンド、スコーピオンズが新作をリリースに。『Humanity: Hour 1』（写真）というタイトルで、海外で5月25日、日本盤（邦題未定・BVCP-21526 税込\2,548）は6月20日の発売予定となっています。

　今作の注目は、プロデューサーにあのデスモンド・チャイルドを迎えていること。ご存知の通り、ボン・ジョヴィをスターダムに押し上げ、エアロスミスやキッスを一時の低迷期から復活させた名ソングライターです。キャッチーな音作りに定評のあるチャイルドが、どのような手腕を発揮しているのか、注目しましょう。前作『反撃の蠍団』（2004年）では実に若々しい、魅力的なハード・ロックを聴かせてくれたスコーピオンズだけに、新作にも期待が高まります。現在、公式HPでは一部の楽曲が試聴可能となっていますので、気になるファンはチェックを。

　なお、海外では通常盤に加え、アルバムのメイキング映像などを収録したDVD付限定盤もリリース予定。また、バンドは5月から欧州ツアーを開始し、一部の公演ではウリ・ジョン・ロートやマイケル・シェンカーと共演することになっています。来日公演の実現も期待したいところです。