2007/05/02掲載(Last Update:08/03/31 17:57)
ジャズ界が誇る名ベーシストの一人、
スタンリー・クラークの2002年に行なわれたライヴを収録したDVDが、日本でも発売されることになりました。『ナイト・スクール〜イヴニング・ウィズ・スタンリー・クラーク&フレンズ』(写真)というタイトルのこの作品、
日本盤(UCBT-1001 税込\3,500)は6月20日の発売予定です。
US盤はリリース済みの今作は、クラークが立ち上げたミュージシャンを目指す若者への奨学金制度“Stanley Clarke Scholarship Fund”の一環として開催されたライヴを収録したもの。2002年10月24日、米ロサンゼルスのミュージシャンズ・インスティチュートでのパフォーマンスになります。驚くべきはその豪華なゲスト陣。
スティーヴィー・ワンダーや
シーラ・E.、
ポリスの
スチュワート・コープランドなどなど、ジャズ界のみならずロック・シーンからも多数のミュージシャンが参加しています。
さらに驚くべきことに、最後に収録されている「スクール・デイズ」は、クラークをはじめとする11人ものベーシストがかわるがわるソロをとるという、壮絶な演奏になっています。11人のうちの何人かを紹介しますと、
ブライアン・ブロンバーグ、
スチュアート・ハム、
マーカス・ミラーらに加え、
レッド・ホット・チリ・ペッパーズの
フリー、
ミスター・ビッグなどで知られる
ビリー・シーンなど、ベース愛好家垂涎の面々です。未入手の方はこの機会にどうぞ。
●『ナイト・スクール〜イヴニング・ウィズ・スタンリー・クラーク&フレンズ』
収録曲
01. ザ・フロアー
02. ワイルド・ドッグ
03. グッバイ・ポークパイ・ハット
04. ソング・トゥ・ジョン
05. ザ・ローチズ・オブ・ドレッド
06. ホワイ・ウェイト
07. フレクエント・フライアー
08. アナ・マエ
09. テーマ・フロム・ザ・ボーイズ・ン・ザ・フッド
10. ビッグ・ジャム
11. エヴェリデイ・アイ・ハヴ・ザ・ブルース
12. ジャイアント・ステップス
13. スクール・デイズ
<参加ミュージシャン>
アレックス・アル(b)
グレン・バーガー(sax)
カレン・ブリッグス(vn)
ブライアン・ブロンバーグ(b)
ジェリー・ブラウン(ds)
バニー・ブルネル(b)
エンドゥグ・チャンクラー(ds)
スチュワート・コープランド(ds)
シーラ・E.(perc,ds)
ベラ・フレック(banjo)
フリー(b)
ロドニー・フランクリン(key)
レイフォード・グリフィン(ds)
スチュアート・ハム(b)
ポール・ジャクソンJr.(g)
ジミー・ジョンソン(b)
ベニー・モーピン(sax)
マイク・マガフィー(tp)
マーカス・ミラー(b)
ウォレス・ルーニー(tp)
パトリース・ラッシェン(key)
アーマンド・サバルレコ(b)
ビリー・シーン(b)
マーク・スティーヴンス(key)
ニック・スミス(key)
ボブ・サマーズ(tp)
マイケル・トンプソン(g)
ウェイマン・ティスデイル(b)
ダグ・ウェッブ(sax)
レニー・ホワイト(ds)
レジー・ヤング(tb)
スティーヴィー・ワンダー(key,vo)