現代のクラシック界でもっとも注目を集める女性ピアニストのひとり、エレーヌ・グリモーの最新作が登場。今回はベートーヴェンを取り上げており、『ベートーヴェン：ピアノ協奏曲第5番「皇帝」／ピアノ・ソナタ第28番』（写真）として、日本では9月26日に発売となります。

　今作には、2006年12月録音の「皇帝」と、今年の7月に録音された「ピアノ・ソナタ第28番イ長調作品101」で構成。ヴラディミール・ユロフスキ指揮、ドレスデン国立管弦楽団との共演です。日本盤には、「月光」の第1楽章がボーナス・トラックとして追加。また、通常盤（UCCG-1364 税込\2,500）とともにDVD付限定盤（UCCG-9671 税込\3,000）もリリースとなり、そのDVDにはビハインド・ザ・シーンやミュージック・クリップ、ピクチャー・ギャラリーなどが収録されることになっています。もっとも重要なピアノ作品ともされる「皇帝」を、グリモーがどのように弾きこなしているのか、ご注目を。