2005年のショパン・コンクールにおいて、優勝のみならず副賞もすべて受賞するという快挙を成し遂げたポーランド出身のピアニスト、ラファウ・ブレハッチの新たな作品が登場します。取り上げているのは、ショパンのプレリュード全曲。『ショパン：前奏曲集』（写真・UCCG-1371 税込\2,500）の発売は、10月3日の予定です。録音は今年の7月。ドイツ・グラモフォンからは初めての作品になります。

　アルバムには、前奏曲のほか、「夜想曲」より「第17番 ロ長調」「第18番 ホ長調」も収録、さらに日本盤には、ボーナス・トラックとして「マズルカ ト長調 作品50の1（第30番）」が追加されています。優雅な気品と詩情を兼ね備えた大型新人。今後の活躍にも期待しましょう。