2007/12/05掲載(Last Update:08/03/31 17:57)
世代を超えた人気を誇る『ゲゲゲの鬼太郎』の原点というべき作品、奇才・
水木しげるが貸本時代に生み出した名作『墓場鬼太郎』のTVアニメ化がついに決定! 怪奇ものとして創り出された“恐ろしい鬼太郎”が、発刊から50年の月日を経て、いよいよ映像化されます。
『墓場鬼太郎』の舞台は昭和30年代の日本。正義の味方でもヒーローでもない鬼太郎が、人間を笑い飛ばし、生きる喜びを謳いあげる、『ゲゲゲ〜』とはひと味もふた味も違った世界が描かれています。TVアニメ版は、2008年1月よりフジテレビのノイタミナ枠(毎週木曜深夜)にて放送開始。原作の持つ時代や空気感、鬼太郎の姿を、忠実に表現している点や、声優として、
野沢雅子(鬼太郎)、
田の中勇(目玉親父)、
大塚周夫(ねずみ男)らが参加していることでも話題です。
番組のオープニング・テーマ「モノノケダンス」は、8年ぶりの
シングル・リリースで話題を呼んだ、
電気グルーヴが担当。メンバーの
ピエール瀧は、声優として受難キャラの一人である“トランプ重井”も演じるそうで、2008年2月14日に発売されるシングル
「モノノケダンス」(KSCL-1208 税込1,020円/写真)には、表題曲のほか、“トランプ重井”が歌う昭和歌謡「有楽町で溶けましょう」も収録される予定です。番組ともども、オープニング・テーマにもご注目ください!
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「モノノケダンス」(KSCL-1208 税込1,020円)
1.モノノケダンス
2.有楽町で溶けましょう
3.有楽町で溶けましょう(A NightClub Massacre mix)
■『墓場鬼太郎』
≪あらすじ≫
時は昭和30年代――。終戦から10年が経ち高度経済成長が急加速で進む中、富む者は富んだが、社会の底辺では泥まみれになりながら日々を送る人たちが溢れていた。幽霊族最後の生き残りとして墓の中から生まれてきた鬼太郎。そんな鬼太郎を保護することになった会社員・水木をはじめ、鬼太郎に関わる人間に巻き起こる常軌を逸した恐怖が展開する。