ドイツのヘヴィ・メタル・バンド、エドガイのシンガーであるトビアス・サメットが主宰するメタル・オペラ・プロジェクト“アヴァンタジア”が5年半ぶりとなる新作を発表。『ザ・スケアクロウ』（写真）というタイトルで、日本盤（MICP-10710 税込\2,700）が2008年1月23日、欧州では1月25日の発売予定となっています。

　これまでの作品にも数々のゲストを招いてきたこのプロジェクトですが、今回も豪華な面々が参加。ヴォーカルにはアリス・クーパーをはじめ、マイケル・キスク（元ハロウィン）、ヨルン・ランデ（マスタープランなど）、ロイ・カーン（キャメロット）、オリヴァー・ハートマン（元アット・ヴァンス）、ボブ・カトレイ（マグナム）などを起用、ドラムを叩いたエリック・シンガー（キッス）のほか、ルドルフ・シェンカー（スコーピオンズ）もギターを弾いています。

　11月にリリースされた2枚の先行ミニ・アルバム『ロスト・イン・スペース パート1』『〜パート2』も好評を博しており、欧州では早くも注目が高まっているとのこと。日本盤には「Carry Me Over」のプロモーション・ビデオとそのメイキングをエンハンスト収録することになっています。なお、アヴァンタジア名義での初ライヴも決定しており、2008年のWacken Open Airではヘッドライナーを務めます。