発表時、その荒々しい演奏と挑発的なヴォーカルで“シカゴのオルタナティヴ・クイーン”とも称された、
リズ・フェアのデビュー作
『Exile in Guyville』(写真)がボーナス要素を追加したリマスター盤として再発されます。
今回の再発は、93年のオリジナル発売から15周年を迎えたことを記念したもので、米国のATO Recordsより6月24日にリリースされる予定。CDにはオリジナル収録曲に、これまで未発表であった4曲をボーナス・トラックとして追加し、また付属されるDVDには「Guyville Redux」と題された約60分にも及ぶドキュメンタリーが収められます。このドキュメンタリーは、アルバムのプロデュースを手掛けたブラッド・ウッドのほか、
スティーヴ・アルビニ、Gerard Cosloy&Chris Lombard(マタドールのオーナー)、俳優の
ジョン・キューザックらへのインタビューが特徴となっています。
いまではソングライターとしても完成された技術を持つ彼女の、男勝りでヤバめの匂いがする演奏が人気を呼んだ原点。新たな仕様でも楽しんでみてはいかがでしょうか?