ロック、ポップス、ジャズなどを取り込んだ間口の広い音楽性で、ここ日本でもプログレッシヴ・ロック・ファンを中心に高い人気を得た、英国バンドの
イット・バイツ(It Bites)。いよいよファン待望の復活アルバム
『Tall Ships』(写真)がリリース決定! 約19年ぶりのスタジオ・アルバムとなります。
イット・バイツは86年にデビュー。70年代のブリティッシュ・プログレ・バンドが持っていたポップ性豊かな大作主義と、80年代的なクリアなハード・サウンドを合わせ持つバンドとして人気を獲得。
『ザ・ビッグ・ラド・イン・ザ・ウィンドミル』(86年)、
『ワンス・アラウンド・ザ・ワールド』(88年)、
『イート・ミー・イン・セントルイス』(89年)という3枚のスタジオ・アルバムを残しますが、90年に一旦解散します。
バンドが本格的に復活したのは2006年。フロントマンであったフランシス・ダナリー(vo/g)は不参加であるものの、ジョン・ベック(key)、ディック・ノーラン(b)、ボブ・ダルトン(ds)のオリジナル・メンバーに、ジョン・ミッチェル(vo/g)を加えた構成での復活となっています。
すでに2007年にライヴ・アルバム『When The Lights Go Down』を発表していた新生イット・バイツですが、いよいよファン期待のスタジオ・アルバムが完成!
公式サイトでの直販を経て、9月29日に一般発売もされます。アルバムは全11曲入り。
バンドのMySpaceページでは試聴も行なえますので、久々の復活作に心弾むアナタなら訪れてみては?
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『Tall Ships』01. Oh My God
02. Ghosts
03. Playground
04. Memory Of Water
05. Tall Ships
06. Wind That Shakes The Barley
07. Great Disasters
08. Fahrenheit
09. For Safekeeping
10. Lights
11. This Is England