70年代のブリティッシュ・ロック、プログレッシヴ・ロックを中心としたレア盤を紙ジャケット仕様で復刻する、伊藤政則監修による“MASA-ITO PRESENTS ROCK MASTER WORKS”シリーズがスタート！　第1弾として6タイトルがソニー・ミュージックより10月29日に発売されます。

　対象となるのは、ゲイリー・ムーアの原点として知られるアイルランドのスキッド・ロウの1st『スキッド（Skid）』（70年／SICP-2066）と2nd『34時間（34 Hours）』（71年／SICP-2067）、そして、スキッド・ロウ脱退後からコロシアム２に加入するまでの短い期間に活動したゲイリー・ムーア・バンドの『グラインディング・ストーン（Grinding Stone）』（73年／SICP-2068）。

　また、後にクリームのジンジャー・ベイカーとベイカー・ガーヴィッツ・アーミーを結成するポール＆エイドリアンのガーヴィッツ兄弟によるバンド、ガン（GUN）の1st『悪魔天国（THE GUN）』（68年／EICP-1064）と2nd『ガンサイト（Gunsight）』（69年／EICP-1066）も対象。1st『悪魔天国』（写真）はロジャー・ディーンが、2nd『ガンサイト』はヒプノシスがそれぞれジャケット・アートワークを手掛けています。

　さらに、ポール・コゾフがフリー解散後に結成したバック・ストリート・クロウラーが、ポールの他界後にクロウラー（Crawler）と改名して発表した『毒牙（Crawler）』（77年／EICP-1066）も復刻されます。

　いずれも価格は税込1,890円で、完全生産限定での紙ジャケット仕様となります。ゲイリー・ムーアの第一歩を記した貴重な作品や、オリジナルUK盤LPが高値で取引されているというガンの作品など、どれもがブリティッシュ・ロック好きなら注目すべきアイテムとなっていますので、このチャンスにぜひお手元に！