セッション・ミュージシャンとして世界のトップ・アーティストと数多くの共演を果たしてきた、日本人キーボーディストの
奥本亮。これまで権利関係上、長年にわたりCD化されずにいた初期のソロ作がついに初CD化決定! なかでも、
ジェフ・ポーカロ、
スティーヴ・ルカサー、
デヴィッド・フォスター、
ジェイ・グレイドンという
TOTOと
エアプレイのメンバーが参加した2nd『メイキン・ロック』(写真)は、オリジナルLP盤が現在オークションでも高騰中で、CD化の要望が非常に高かった注目の復刻です!
奥本亮は、アメリカン・プログレ界の雄、
スポックス・ビアード(Spock's Beard)のメンバーとして活躍する人物で、また元
エイジアのジョン・ペインらとともに
GPSというバンドを組んだことでも知られています。
今回復刻されるのは、80年2月発表のソロ・デビュー作
『ソリッド・ゴールド』(VSCD-3375 税込2,625円)と、同年4月発表の2ndソロ
『メイキン・ロック』(VSCD-3376 税込2,625円)の2タイトル。
ロンドンのエアースタジオでレコーディングされた1stソロ『ソリッド・ゴールド』には、
ジェフ・ベックのドラマーであるリチャード・ベイリーや、
エルトン・ジョンのサポート・ギタリスト、ディランドロ・ウィンストンらが参加。デビュー作とは思えないほどのファンキーかつハードなグルーヴを生み出しています。
2ndソロ『メイキン・ロック』は、ハリウッドのサウンド・ラブ・スタジオにてレコーディング。先述のミュージシャンたちはプレイのみならず、楽曲制作にも深く関わっており、ルカサーとポーカロは書き下ろし曲を2曲提供、またフォスターとグレイドンはアレンジャーとして多くの楽曲に名を連ねています。
2タイトルとも音源には24bitデジタル・リマスタリングを施しており、さらに紙ジャケット仕様でのリリースを予定。発売は2009年1月21日を予定しています。“TOTO&エアプレイ”の超豪華セッションがついにCD作品として楽しめる待望のCD化となりますので、アナタもぜひお手元に!