風雲急を告げる2008年末。アイドル、演歌界に続き、なんと“三味線”界にも黒船が来航! 津軽三味線に恋したアメリカ人三味線プレーヤー、
ケヴィン・メッツが、アルバム
『ゴッド・オブ・シャミセン』で、衝撃の日本デビューを果たしました!
その凄腕三味線テクと、へヴィ・メタルと三味線を融合した独自のサウンドで、すでにデビュー前から話題沸騰のケヴィン・メッツ。彼は1972年、アメリカ人の父と京都生まれの母によりドイツに生まれ、幼い頃は
ヘンデルや
バッハを聴いて育ったという経歴の持ち主。5歳のときに父の仕事の都合で青森県三沢市に移り住んでからは、
ヴァン・ヘイレンや
イングヴェイ・マルムスティーンなどが好きなメタル少年に転身、自身もバンドを組んで地元のフェスなどに出演していたとか。
そして、14歳の時、三味線との衝撃の出会い! たまたま母親と行った津軽三味線の名人、
高橋竹山のライヴにて一気に三味線の魅力に開眼。それ以後、テープで、民謡酒場で、三味線を聴きまくり、「自分はアメリカ人なので三味線を習えない」と思い込んでいた彼は、ギターで津軽三味線のフレーズを繰り返し練習する日々を送っていました。
その後、南カリフォルニアに移り住み、地元の大学を卒業後、ギタリストとして活躍しつつも、津軽三味線への挑戦を決意、10年ぶりに日本に戻り、三沢で津軽三味線の本格レッスンをスタート。そしてレッスンが終わり、カリフォルニアに戻った頃には本格的三味線プレーヤーとして活躍、アメリカで三味線を教えるかたわら、アメリカ発の“三味線ロッカー”として、バンド活動を行ない、ついに念願のデビューを果たすことに。
今回リリースされるアルバムには、メタル調の「メタル・じょんがら」や、「スター・ウォーズのテーマ」、「ドラゴン・クエスト・メドレー」、「ファイナル・ファンタジー・メドレー」など、伝統曲、アニソン、ゲーム・クラシック音楽まで、盛りだくさんの内容。さらに寿司を食べに行くときの喜びを歌ったケヴィンの自作曲「スシ・フルサト」など、異色のオリジナル曲も収録。これは注目です!
2005年に弘前と金木で開かれた津軽三味線全国大会では外国人として初めて賞を受賞、そのほかにも“東京邦楽コンクール”現代三味線音楽協会賞(2008年)など、さまざまな賞を受賞するなど、その腕前はホンモノ。三味線に恋したアメリカ人が創り出した、三味線の概念を超えた異色のサウンド。ケヴィン・メッツを要チェック!