1989年結成、
MADBALL(マッドボール)に次ぐニューヨーク・シティ・ハードコア最古参バンド・
SUBZERO(サブゼロ)が20年の長きにわたる活動に終止符を打つことを表明。オフィシャルMySpaceブログにて、ヴォーカリストLou Di Bellaからのさよなら手記が公開されています。自身の生活、シーンの変化、またそれに対する喜びや憤りが綴られたこの手記は、SUBZEROファン、NYHCファン必読。
SUBZEROは1989年、前述のLu、元BREAKDOWN(ブレイクダウン)のRichie Kennon、Larry Susi、UP FRONTのJim Eatonを中心に結成。結成から7年、今や伝説となっているデモのリリースを経てToo Damn Hype recordsより1996年リリースの1stアルバム『Happiness Without Peace』(写真)はNYHC史に燦然と輝くキラー・アルバム。死の淵を彷徨ったLuの癌闘病、度重なるメンバー・チェンジを乗り越え、
HATEBREEDのフロントマン・Jamey Jasta主催のStillborn rcordsより2005年にリリースの2nd
『Suffering Of Man』も最強の作品だっただけに、解散は残念でなりません。惜しくもラスト作となってしまった三重県レペゼン・
FACECARZとの
スプリット作も必聴です!
バンドは本年数回のショウをもって解散。ラストとなる5月30日開催のハードコア祭“BLACK N BLUE BOWL(SUPERBOWL OF HARDCORE)”では、オリジナル・ラインナップで『Happiness Without Peace』とデモの曲のみを演奏するとのこと。
パンク/ハードコア、スキンズ、メタルを巻き込んだ最強、本物のNYHC戦士たち。ありがとうSUBZERO!