カナダが最初の在日公館を東京に開設してから今年で80周年となります。これを記念して、カナダを代表する世界的ジャズ・ヴォーカリスト、
ダイアナ・クラール(Diana Krall)によるショーケース・コンサートが4月7日、カナダ大使館にて開催されました。
駐日カナダ大使は「日本・カナダ修好80周年を記念したコンサートで、カナダを代表するダイアナさんをお迎えできてたいへん光栄です」と語り、会場にはカナダとゆかりのある著名人が続々来場、セレブたちが集う豪華プレミア・ショーケースとなりました。
この日来場したのは、
石井竜也夫妻、
奥田瑛二夫妻、
紫吹淳、
時任三郎夫妻、
ヘイリー、
渡辺貞夫といった面々。高円宮妃殿下もご来席されました。
ダイアナ・クラールとバークリー音楽院で同期だったという
小曽根真と、
中山エミリが司会を務め、
上原ひろみの情熱的な演奏でショーケースが開幕。ダイアナ・クラールはアコースティック・ギターの伴奏者とともに「いつかどこかで」「クワイエット・ナイツ」「イパネマの少年」ほか全5曲をピアノ弾き語りで、しっとりと、時にはスウィングして歌い、最後に小曽根真のピアノを加えたトリオで「イフ・アイ・ハド・ユー」を演奏して会場を沸かせました。極上の“オトナの音楽”に一同酔いしれた様子。
3月25日にニュー・アルバム
『クワイエット・ナイツ』をリリースしたばかりのダイアナ・クラールは、翌8日にはカナダに帰国、滞在日数わずか4日という短い期間での限られたプレミア・ショーケースとなりました。