2009年第1弾シングル
「夢を味方に/恋焦がれて見た夢」を発売した4月22日、
絢香が、日本武道館で行われた〈コスモ アースコンシャス アクト アースデー・コンサート〉に出演しました。
このイベントは、毎年世界アースデーである4月22日に、コスモ石油とTOKYO FMをはじめとするJFNがパートナーシップを結んで開催しているもので、今年で20回目。毎年様々なアーティストが、音楽を通じて地球環境の保護と保全を呼びかけています。
チケットは即日完売。満員の会場では、19時の開演とともに、イベントに先駆け絢香とアルピニストの野口健が千葉県浦安市明海小学校の6年生と行った記念植樹の模様が映像でオンエア。
映像が終了し、絢香が登場すると、会場は一気にヒートアップ。全員総立ちの中、「おかえり」、続いて「愛を歌おう」を披露。その後、「お騒がせしましたという感じですが、これからも一つ一つを頑張っていきたいと思いますので、変わらず応援宜しくお願いします」と挨拶があると、集まったファンからは暖かい声援が。
コンサートの途中には、ヒマラヤ登頂中の野口健とも衛星生中継が繋がり、絢香が「こちらは盛り上がってますよ〜」と熱気溢れる会場から呼びかけると、「こっちは寒い……」との返答。標高5,000mの地点でも雪が溶けているときもあり、地球の温暖化を実感するというエピソードや笑いを交えながら、環境問題を考えようというメッセージを伝えました。
このコンサートの模様は、TOKYO FMおよび全国JFN系38局、そして世界29ヵ国のラジオ局で生放送されていたため、緊張したという絢香。コンサート当日発売となった新曲2曲をはじめ、大ヒット・シングル「I Believe」、「三日月」、そして
アリシア・キーズの「イフ・アイ・エイント・ガット・ユー」をカヴァーするなど、本編では全14曲を披露し、観客を圧倒。
アンコールでは、絢香からの熱いラブコールで実現したスペシャル・ゲスト、
小田和正が登場。絢香のリクエストだったという「生まれ来る子供たちのために」と、「たしかなこと」をコラボし、会場を大きく沸かせました。
ライヴの締めくくりは、花王「アジエンス」のCMソングとしてオンエア中の未発表新曲「みんな空の下」。観客とともに作り出す暖かな雰囲気、確かに伝わったメッセージ、そして小田和正との共演と、見どころたっぷりのステージを披露した絢香。この後は、東京国際フォーラム ホールAでの2DAYS“絢香 シンフォニックコンサート2009”へと続きます!
photo by TSUKASA