今年の2月25日に約4年半ぶりの新アルバム
『ノー・ライン・オン・ザ・ホライゾン』を発売し、全世界で500万枚のセールスを記録! その変わらぬ人気ぶりを見せつけている
U2。同アルバムのワールド・ツアーが、6月30日(現地時間)、スペイン/バルセロナのカンプ・ノウ・スタジアムにてスタート!
9万人のスペインの観客の度肝を抜いた大規模なステージは、まさしくU2の“宇宙ステーション”とも言えるもの。4つの大きな足が神聖なるバルセロナFC本拠地に覆いかぶさるように伸び、大きなスタジアムからも360度見渡すことのできる球状の大きなスクリーンがぶら下がっています(総重量は390トン、トラック180台分の容量で、設営に4日間、装置を全て搬入するだけで2日間!)。
もちろんこの規模はロック史上、いや音楽史上最大! さらにワールド・ツアー用に同じセットが3つ用意されているというのだから驚き。メンバーの
ボノはステージ上で「これが僕らが建てたかったもの。U2の宇宙ステーションだ」とコメント。
なお、
マイケル・ジャクソンの訃報を受け、U2のメンバーはアルバム『魂の叫び』に収録されている「エンジェル・オブ・ハーレム」をマイケルに捧げました。初日のステージは、『ノー・ライン・オン・ザ・ホライゾン』から7曲、他に「プライド」「ウィズ・オア・ウィズアウト・ユー」など22曲を演奏。「ウォーク・オン」をアウン・サン・スー・チーに捧げています。