ヴァン・クライバーン国際コンクール優勝で一気に国民的な存在となったピアニストの
辻井伸行。その熱気も冷めやらぬなか、コンクールでの演奏をライヴ収録したCD
『感動のヴァン・クライバーン・コンクール・ライブ』(KKCC-533 税込2,800円)が9月9日にリリースされることになりました!!
当アルバムには、第13回ヴァン・クライバーン国際コンクールの予選リサイタル、セミ・ファイナル・リサイタルでの辻井伸行の演奏がライヴ収録されています。
ベートーヴェンの「ハンマークラヴィーア」での推進力に満ちた演奏、ショパンのエチュードの一曲一曲で見せるきらびやかな音色と刻一刻と変わる豊かな表情、胸を打つリストの「ラ・カンパネッラ」、そして話題の超難曲、新曲課題のジョン・マストの作品までが収録された充実のプログラム。辻井伸行が世界で認められた決定的瞬間の熱気が伝わってきます。
ジョン・マストの作品は、コンクールで課せられる新曲演奏の課題曲。演奏日の2週間前に、3人の作曲家の新曲の楽譜を渡され、演奏者はその中から任意の1作品を選び、本選のリサイタル・プログラムに組み込んで演奏します。辻井伸行が演奏したこのマストの作品は、3作品の中でもっとも難易度が高いもの。彼はこの演奏で、新曲演奏の最優秀賞にあたる“ビヴァリー・テイラー・スミス賞”も受賞しています。
日本中を感動の渦に巻き込んだ衝撃の瞬間を、ぜひ味わってみてください!
※9月9日発売
辻井伸行(p)
『感動のヴァン・クライバーン・コンクール・ライブ』(KKCC-533 税込2,800円)
[収録曲]
01. ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第29番「ハンマークラヴィーア」変ロ長調op.106
02. ショパン:練習曲op.10〜第1番ハ長調、第2番イ短調、第3番ホ長調『別れの曲』、第4番嬰ハ短調、第5番変ト長調「黒鍵」、第6番変ホ短調
03. リスト:ラ・カンパネッラ(パガニーニによる超絶技巧練習曲集〜第3番嬰ト短調)
04. ジョン・マスト:即興曲とフーガ
[録音]
2009年 テキサス州、フォートワース