9月23日に
ベスト・アルバムの発売、年内をめどに活動休止を発表した
絢香。去る8月20日、〈絢香シンフォニックコンサート2009〉の最終公演を、東京国際フォーラム(ホールA)で行ないました。
今回は、絢香がオーケストラ/67名、総勢72名と共演した初のコンサート。オーケストラによる「I believe」の演奏の後、白のチュニックと黒のロングスカートで登場した絢香は「恋焦がれて見た夢」でライヴをスタート。
「オーケストラの音のシャワーが、大自然でマイナスイオンを浴びた時のようで、リハーサルから感動して、共演をとても楽しみにしていました」と語るように、絢香の歌声がオーケストラの演奏と響きあい会場を包む! 「受け取ってくれた沢山の人によって大きくなった、大切な曲です」というMCの後、披露されたのは代表曲「三日月」。青い照明の中でスポット・ライトを浴びて歌う絢香は、まるで三日月に照らされているかのよう。楽曲もオーケストラ・アレンジでダイナミックに、さらに感動的に!
第2部は赤いワンピースを着て登場。「おかえり」「夢を味方に」に続き披露されたのは、最新シングルのカップリングに収録されている「ありがとう。」。絢香が「1年半前に書いた曲が今の自分にぴったりで、ありがとうを何度言っても足りないくらいの想いが溢れています」と話すと、観客のあちらこちらから「絢香ありがとう!!」の声があがる。「歌っていて一番素直になれる曲です」と最新シングル「みんな空の下」を歌い終わった絢香にオーケストラのメンバーからのサプライズ・プレゼント!何とメンバーの一人一人が絢香にバラの花を手渡し、驚きと感動で思わず涙ぐむ絢香。
「すごく嬉しかったので、(涙で)顔がぐちゃぐちゃです。本当にありがとうございました」と話すと会場から割れんばかりの大きな拍手が。「本当にいろんなことがあったし、これからもあると思うんですけど初心を忘れず、自分を信じて歩いていきたいです。今という瞬間を精一杯過ごして、未来の自分につなげていきたいです。みなさんに感謝の気持ちと歌を届けたいと思います」と語り、ラストに披露したのはデビュー・シングル「I believe」。しんと静まりかえった会場にピアノ1本で、マイクを使わずアカペラで歌う絢香の声だけが響き、感動で涙を流す観客も。
「また会いましょう! 絢香でした!」と手を振って笑顔でステージを後にした絢香。全14曲、5,000人の観客を魅了した、感動的なコンサートとなりました!