エイベックス/tearbridge productionにおいて、2006年のThe Go! TeamのリリースやClub8、Operator Please、Robots In Disguiseなどジャンルにとらわれず、エッジの利いたサウンドを送り続けてきたtearbridge international内にニュー・レーベルが誕生! その名はVARICOUNT records(ヴァリカン・レコード)。語源は“VARIOUS(=さまざまな)”“COUNTERPART(対となるもの)”で、レーベル名はこれらを合わせた造語。音楽の世界を構成する“長調⇔短調”“表拍⇔裏拍”“アナログ⇔デジタル”“メジャー⇔インディ”などといったVarious(=さまざまな)Counterparts(=対となるもの)の垣根を超越したもの、いわゆるエッジなものをリリースしていこうという姿勢でスタートしたレーベルです。
そのレーベルからの第1弾として、80年代ニューウェイヴのボサ・ノヴァ・カヴァー集団、
Nouvelle Vague(ヌーヴェル・ヴァーグ/写真)の
新作&
ベストが昨日リリースされたのを皮切りに、10月にはニューソウル・ファンク・バンドとして前評判の高い、UKの
Mamas Gun(ママズ・ガン)、スウェディッシュ・インディ・ポップ・シーンの雄ラブラドールが送る4人編成の永久凍土系ギター・ポップ・バンド、
The Mary Onettes(ザ・マリー・オネッツ)などのアーティストのリリースから、
CSSや
リリー・アレンなどを収録、Suzy zooのキャラクターを用いたコンピレーション盤
『スウィート・ガールズ』など、ジャンルにとらわれずVARICOUNTなサウンドをリリースしていく予定です。
またデジタルのニーズに応え、オフィシャル・ポータルサイトを開設。UKからは最新の音楽情報番組をいち早く輸入し、ポータルやYoutube、MySpaceなどの動画配信サイトで公開予定。その番組に登場する最新音源はデジタル・コンピレーション・アルバムとして定期的に配信リリースする予定。さらに話題になったアーティストは即パッケージ・リリースへ、という新しいリリースの形を提案する予定となっています。
ここ数年、とくに大きな変化を始めている音楽業界のなかに生まれた新しいレーベル、ヴァリカン・レコード。このレーベルの提案するアーティストたちや新しい音楽ビジネスの手法がどのようにリスナーを魅了し他のレーベルに影響を与えていくのか? 注目です!