ついに本日9月9日、全オリジナル・アルバムのリマスター盤が世界同時リリースされた
ザ・ビートルズ(The Beatles)。1秒でも早く聴きたい! というファンの期待に応え、都内各地のレコード店では、午前0時より異例の特別販売を実施! そのなかから2つの店舗のレポートをお届けします!
TOWER RECORDS渋谷店では、9月8日23:30から、スペシャル・セレモニーがスタート。隣のカフェ〈カフェ マンドゥーカ〉よりドリンクのサービスもありお祭り感満載! そこへスペシャル・ゲストの
ムッシュかまやつと永井“ホトケ”隆が登場! ビートルズにまつわるさまざまなエピソードを披露しました。2人が初めて耳にしたビートルズ・ナンバーは、ムッシュが「たぶん〈I Want To Hold Your Hand〉とかあのへん」、永井が「中学1年の時で、〈Please Please Me〉」とのこと。
また、ムッシュはビートルズが66年に来日公演を行なった際、スパイダースとして出演をオファーされたとのこと。「でも(ビートルズの)モノマネをやってたんで、みんなで集まってミーティングして、結局出るのはやめにしちゃった。だから客席で観たんだけど、他の前座で出た人たちは楽屋で隔離されてて、客席で観た僕らのほうが楽しかった」といった、興味深い話も飛び出しました。
0時まで残り10秒を切ったところで、歴史的瞬間に向けてカウントダウンがスタート! 「3、2、1、0!」、ムッシュがくす玉を割ったのと同時にお店もオープン。人波が一斉に雪崩れ込んでいき、店内は瞬く間に大混雑。お目当ての商品を手に抱きながら、Tシャツや書籍など関連アイテムも多数揃えた店内を見て回っていました。やはりビートルズ世代と思しきミドルエイジの男性が圧倒的に多かったですが、ヤング&女性もちらほら。特別販売は大盛況のうちに終わりました!
ところ変わってこちらはHMV渋谷店。〈HMV THE BEATLES FESTIVAL 090909〉が8日の22時から0時を挟み3時間のボリュームで行なわれました! 直前の告知にもかかわらず300人以上のファンが集い、2丁拳銃の軽快なトークを挟みつつの聴き比べ試聴会から会場は大盛り上がり! 世界最高峰のマッキントッシュが設営した1,500万円以上の特設機材から奏でられる「Please Please Me」や「Something」など4 曲を旧音源とリマスター音源を聴き比べ、“生まれ変わった音”が会場を驚かせていました。
そして
仲井戸麗市、
曽我部恵一、和田唱(
トライセラトップス)のビートルズ・トリビュート・ライヴがスタート! ビートルズの曲だけで行なわれたこのライヴで、仲井戸麗市はビートルズへの気持ちを語りながら「オール・マイ・ラヴィング」「ホワイル・マイ・ギター・ジェントリー・ウィープス」をラフに引き語り。また、和田唱は「ゴット・トゥ・ゲット・ユア・イントゥ・マイライフ」「ザ・ロング・アンド・ワインディング・ロード」など4曲を熱唱。曽我部恵一は「今日飼っていた小鳥が死んでしまって井の頭公園に埋めた……」と語り「ブラックバード」をしっとりと表現しました。
最後はダイノジが、世界一の実力を持つエアギターで「ツイスト・アンド・シャウト」を披露し会場はヒートアップ! そして一斉にカウントダウン! 店長から予約購入者第1号のファンに商品を受け渡すと、「7月頭に予約をした、とても楽しみにしていました。ビートルズは世代を超えて受け継がれる楽曲である」と喜びのコメントをしました。
すでに発売日になった瞬間から、大きな盛り上がりを見せているザ・ビートルズ。各レコード店では引き続き、リリースを祝した大展開がなされているはずですので、お近くのお店に足を運んでみてはいかがでしょうか。また、本日9時9分から、赤坂BLITZで大規模な試聴イベントも実施中。17時15分まで行なわれるこのイベント、入場無料・出入り自由となっていますのでぜひ参加を。このイベントに関しては、EMIミュージックの
ザ・ビートルズ公式サイトをご確認下さい。
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