2007年12月にリリースされたEPが5,000枚以上のセールスをあげ、インディ・ロックの枠に留まらない評価を獲得しているザ・レイン・オブ・カインド（The Reign Of Kindo）。ピアノを主体とした美しいメロディとメランコリックな歌声、そしてJAZZからの影響を感じさせるサウンドが絶賛されている彼らが、10月11日（日）〈朝霧JAM〉へ出演。さらに、10月8日（木）には東京・新宿Marzでの単独公演も決定しました！

　ザ・レイン・オブ・カインドは、This day & Ageのメンバーが中心となりアメリカで結成。2枚のアルバムを発表し確実に評価を高めていたThis day & Ageですが、その矢先にヴォーカリストが脱退。存続の危機を経て元ベーシストがヴォーカルを担当し、新バンドとして活動を開始しました。インディ・ロック／エモ寄りだったサウンドが、メンバーのバックグラウンドでもあったジャズやポップスを見事にブレンドし、より新しいサウンドに変化。まったくの無名にもかかわらず、2007年12月にリリースされたデビュー作品「EP」は日本で5,000枚以上を売り上げ、昨年8月にリリースしたアルバム『リズム・コード・アンド・メロディ』は1万枚のセールスを記録しました。

　自分たちを説明するとすれば？ との問いには、「ピアノが流れを作るジャズ・ロックにポップスの感触を感じる音楽」と言い、バンドのゴールはと聞かれて「世界中の人達が自分達の音楽を楽しんでくれること」と答えた彼ら。作品の素晴らしさは言うことなしですが、たしかなテクニックを持つバンドでもあり、ライヴではさらにその魅力が引き出されるはず。2回の来日公演のほかにも、現在調整中のイベントなども行なわれる可能性も。とにもかくにも必見のライヴとなっていますので、お見逃しなく！