奄美諸島で古くから唄い継がれてきた奄美島唄の伝説的唄者、朝崎郁恵。島唄の伝統を守りながら、坂本龍一、UA、ゴンチチ、上妻宏光といった、さまざまなアーティストと共演を果たしてきた彼女が、73歳にして初の日本語詞によるオリジナル曲「阿母（あんま）」を9月30日に発表します。

　楽曲は2008年NHK大河ドラマ『篤姫』のサウンドトラックを手掛けた吉俣良が提供。同ドラマで使用された「良し」という楽曲に、朝崎郁恵を母と慕うUAが日本語で歌詞を書き下ろしています。琴と笙（しょう）、そしてピアノという簡素な編成に乗せて届けられる彼女の神々しい歌声に心震えること必至です。