知的で斬新なアプローチで魅了し続ける巨匠ピアニスト、
アンドラーシュ・シフ(Andras Schiff)のニュー・アルバム
『J.S.バッハ:パルティータ全曲』(UCCE-7501〜2 税込5,000円)が10月7日に発売されます。
2008年に
ベートーヴェンのピアノ・ソナタ全集録音を完結させたアンドラーシュ・シフ。同年3月には久々に来日し、
バッハの『パルティータ全曲』などの正統派プログラムで日本の聴衆を圧倒しました。そして今回、その『パルティータ全曲』を録音したアルバムがリリースされます。
シフは83年にもデッカに同作品を録音していますが、今回は2007年9月にノイマルクトのホールで行なわれたライヴ録音で、録音・演奏ともに完成度が非常に高く、あらためて彼の演奏の素晴らしさに心を打たれます。
作曲順ではなく、第5番のト長調から主調が一音ずつ上昇するように並べられている点にも、シフのこだわりが感じられます。2001年の『ゴルトベルク変奏曲』以来となるバッハ録音。世界中のファンが待ちに待った一枚の登場です!