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オーガスタキャンプ東京公演レポート! 杏子はレコーディング中の新曲を初披露

杏子   2009/10/05 14:29掲載
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オーガスタキャンプ東京公演レポート! 杏子はレコーディング中の新曲を初披露
 10月4日(日)東京・品川ステラボールにて、オフィスオーガスタ所属アーティストが一堂に会する夏恒例のイベント〈Augusta Camp〉の2009年公演、〈Augusta Camp 2009 〜Extra〜〉東京公演が開催!

 2009年で11年目を迎えた〈Augusta Camp〉。鳥取、三重、東京、埼玉の4都市で出演者を組み替え、演目の異なる公演を行なっており、8月のハワイ夢広場(鳥取県湯梨浜町)、三重県・ナガシマスパーランドは野外会場、そして残りの2公演は屋内会場(10月4日・品川ステラボール、10月24日・さいたまスーパーアリーナ)での開催となっています。

 〈Augusta Camp〉史上初の試みとなるライヴ・ハウスでの開催となった品川ステラボール公演には、11月からは舞台出演を控える杏子を筆頭に、昨年デビュー10周年を迎えたCOIL、11月に4都市でのワンマン・ツアーを控えた長澤知之、アルバムをリリースしたばかりの5人組バンドMICRON'STUFF(マイクロンスタフ)、“Newcomer Act”として4会場出演を果たす、10月7日にデビューするさかいゆうと、オフィスオーガスタ所属アーティストの中でも、ロック色の強いラインナップが集結!

 17:00、客席の照明が落ち、オープニング・ムービーがはじまると、客席からは手拍子が沸き起こり、ステージには杏子、COILの岡本定義、長澤知之、マイクロンスタフ、さかいゆうと今回の出演者が次々と登場し、早くも場内は総立ち! 杏子が「オーガスタキャンプへようこそ!! 鳥取、三重は雨でした…。今日は晴れました!! でもインドアなので全く関係ありません。楽しんでいきましょう!!」と会場に向かって呼びかけると、さかいゆうがイントロのピアノを響かせる。オープニング・セッション曲は福耳「夏はこれからだ!」。

 原曲のプロデュースをつとめたCOILの岡本定義を中心に、ヴォーカリストが夢の競演。ラップのパートをマイクロンスタフではなく、杏子と岡本が歌うなど〈Augusta Camp〉ならではの遊び心があふれるセッション。

 場内のテンションが一気に高まった所で、この日のトップバッターとして登場したのは、マイクロンスタフ。9月にリリースしたアルバム『AMAJOR』からリード曲「step to the NEXT」など、新曲を披露。ヴォーカルのSHIGEとBINGOがステージ狭しと踊り、熱気が充満したところで、ステージに杏子を呼び込み、同じく『AMAJOR』から杏子を迎えたしたちょっとエロティックなナンバー「ロリポップ」をライヴ初披露。オーガスタキャンプならではのコラボレーションに観客は大喜び! 終始ステージ上のモニターで映し出されるオリジナルの映像も演奏と見事にリンクし、ライヴ・ハウスならではの演出で見応えのあるステージとなりました。

 次に登場したのは“Newcomer Act”として2009年の〈Augusta Camp〉の出演者で唯一4会場すべての公演に登場するアーティスト、さかいゆう。いよいよ今週10月7日にメジャー・デビュー・シングル「ストーリー」をリリースするさかいは、バラード「ウシミツビト」からスタートするや、“涙をいざなうシルキー・ヴォイス”という評判通り、その美しい声を客席へ伝える。デビュー曲「ストーリー」は、すでに「レコチョク」や、オフィスオーガスタの着うたサイト「オーガスタサウンド」にて、配信企画がスタートしているのでぜひチェックを。

 そして長澤知之が登場。2009年は2枚のミニ・アルバムをリリース、精力的にライヴ活動を展開している彼はバンドを従え、「神様がいるなら」「零」といったロック全開のナンバーからスタート。会場全体が縦ノリになる中、ギターをかき鳴らし飛び跳ね、会場を一層盛り上げました!

 その勢いのまま5月にリリースした「EXISTAR」、続いて8月にリリースしたミニ・アルバムから「三日月の誓い」というバラードを披露したのち、「幻覚」〜「ラブソング」を客席に突き刺すような歌声で聴かせた。またギター・リフが激しい「RED」を熱唱すると会場は熱気を帯び、長澤の独特の世界観でいっぱいに。ここでバンド・メンバーがはけ、弾き語りで新曲を披露して長澤のステージは終了。

 この後、スクリーンで8月29日に山崎まさよしmi-gu秦 基博らが出演した鳥取公演と、スガ シカオ元ちとせスキマスイッチらが出演した三重公演のダイジェスト映像が映しだされ、会場からは歓声が。今回は内容の異なる4公演とはいえ、すべてが〈Augusta Camp 2009〜Extra〜〉というイベントであるということを改めて宣言するような演出!

 次なる出演アーティストはCOIL。ドラム、ベースのサポート・メンバーと、ギター・ヴォーカル岡本定義によるシンプルな3ピース編成で登場し、岡本はソロ・アルバムに収録されていた曲も交えながら3曲を披露。そして「ここで友達を呼びます」と促すと、黒いスーツ姿に顔を白い布で覆った謎の男“ともだち”が登場した。謎の男が誰かわからないいまま、次曲のイントロがスタートし覆面を取るとその正体は山崎まさよし! 曲は、山崎まさよしがCOILの曲で一番好きだという「BIRDS」。2人の絶妙なハーモニーが会場を包みました。

 興奮冷めやらぬなか、岡本は「もう2人かわいい後輩を呼びたいと思います!!」とマイクロンスタフのSHIGEとBINGOを呼び込み、「カウンセリング&メンテナンス」をパフォーマンス。大歓声の中、ゲスト3人はステージをあとにすると、最後は「Tell Me Why」で客席とコール&レスポンス。アウトロで再び登場した3人とステージを盛り上げました。

 最後に登場したのはバービーボーイズとしてのデビューから25周年を迎えたロック・ヴォーカリスト、杏子。その力強くもしなやかな、そして貫禄のステージ・パフォーマンスでロック・チューンを2曲立て続けに披露すると、ここでステージに長澤知之を呼び込み、彼のプロデュースでレコーディング中の新曲「ねぇ、もっと」を初披露!

 不朽の名バラード「イコール・ゼロ」をじっくりと聴かせると、岡本定義をステージヘ呼び込み、「口いっぱいの愛を」をセッション。最後は4つ打ちのディスコ・ナンバー「倶楽部ベネチアンDisco」で盛り上げ、本編がは終了。

 アンコールでは、本日の出演アーティストが全員登場し、まずはCMや映画『ブルース・ブラザーズ』で有名なインスト「ピーター・ガンのテーマ」をメンバーのソロ・プレイを交えてセッション。

 2曲目はこれまでスガ シカオと杏子で披露されることの多かった「イジメテミタイ」。そして、この公演を締めくくるのは昨年の福耳の大ヒット・ナンバー「DANCE BABY DANCE」! ヴォーカリストが順々に歌っていくこの曲は、セッションの中でも特に豪華! ギターやピアノのソロ合戦もあり、会場の熱気は最高潮。ステージと観客はハンドクラップでひとつになり、4時間にわたる東京公演は幕を閉じました!


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