ニュース

ヴァイオリン界のプリンセス、アラベラ・美歩・シュタインバッハーのPentatone第1段アルバムが登場!

アラベラ・美歩・シュタインバッハー   2009/10/30 13:35掲載
はてなブックマークに追加
 注目度急上昇中の実力派ヴァイオリニスト、アラベラ・美歩・シュタインバッハー(Arabella Miho Steinbacher)のニュー・アルバム『シマノフスキ/ドヴォルザーク:ヴァイオリン協奏曲』(RPTC-5186 353 税込3,400円)が11月1日にリリースされます。

 シュタインバッハーは、1981年ミュンヘン生まれ(母親は日本人、父親はドイツ人)。3歳の時に初めてヴァイオリンのレッスンを受け、その6年後にはミュンヘン大学のアナ・チュマチェンコ教授に最年少の弟子として受け入れられました。イヴリー・ギトリスからも音楽に関して貴重な触発と忠告を受け続けています。

 ちょうど10月27日より、リッカルド・シャイー指揮ライプツィヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団との共演のため来日中で、名前を耳にされた方も多いことでしょう。

 これまでOrfeoレーベルからハチャトゥリアンミヨーショスタコーヴィチ、ラテン作品集など、ほかの若手ヴァイオリニストたちとは一味違う意欲的なプログラムによるアルバムを発表してきたシュタインバッハーですが、今作はPentatoneレーベルからのリリース。その第1弾はシマノフスキのヴァイオリン協奏曲第1番とドヴォルザークのヴァイオリン協奏曲という、これまで以上に濃密で濃厚な組み合わせとなりました。

 共演はマレク・ヤノフスキ指揮ベルリン放送交響楽団。神秘性、官能性を漂わせるシマノフスキ、ボヘミアの抒情と香りが満ちあふれたドヴォルザークでは、作品の特色を活かしながらも過剰な表現に走らないシュタインバッハーのスマートなスタイルが光ります。

 ユリア・フィッシャーマーティン・ヘルムヘンサ・チェンなど、若き才能を発掘しスターダムへと送り出した実績を持つPentatoneからのリリースということもあり、今後の活躍がますます楽しみです!


※11月1日発売
アラベラ・美歩・シュタインバッハー
『シマノフスキ/ドヴォルザーク:ヴァイオリン協奏曲』
(RPTC-5186 353 税込3,400円/SA-CD Hybrid仕様)

[収録曲]
01. シマノフスキ:ヴァイオリン協奏曲第1番op.35
02. ドヴォルザーク:ヴァイオリンと管弦楽のためのロマンス へ短調op.11
03. ドヴォルザーク:ヴァイオリン協奏曲イ短調op.53

[演奏]
アラベラ・美歩・シュタインバッハー(vn)
マレク・ヤノフスキ指揮ベルリン放送交響楽団

[録音]
2009年5月 ベルリン放送局スタジオ


■アラベラ・美歩・シュタインバッハー来日公演

リッカルド・シャイー指揮ライプツィヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団との共演
11月1日(日)19:00 京都コンサートホール
問:京都コンサートホール [Tel]075-711-3090

シャルル・デュトワ指揮NHK交響楽団との共演
12月11日(金)19:00 東京・NHKホール
12月12日(土)15:00 東京・NHKホール
問:N響ガイド [Tel]03-3465-1780
最新ニュース
※ 掲載情報に間違い、不足がございますか?
└ 間違い、不足等がございましたら、こちらからお知らせください。
※ 当サイトに掲載している記事や情報はご提供可能です。
└ ニュースやレビュー等の記事、あるいはCD・DVD等のカタログ情報、いずれもご提供可能です。
   詳しくはこちらをご覧ください。
[インタビュー] 中国のプログレッシヴ・メタル・バンド 精神幻象(Mentism)、日本デビュー盤[インタビュー] シネマティックな115分のマインドトリップ 井出靖のリミックス・アルバム
[インタビュー] 人気ピアノYouTuberふたりによる ピアノ女子対談! 朝香智子×kiki ピアノ[インタビュー] ジャック・アントノフ   テイラー・スウィフト、サブリナ・カーペンターらを手がける人気プロデューサーに訊く
[インタビュー] 松井秀太郎  トランペットで歌うニューヨーク録音のアルバムが完成! 2025年にはホール・ツアーも[インタビュー] 90年代愛がとまらない! 平成リバイバルアーティストTnaka×短冊CD専門DJディスク百合おん
[インタビュー] ろう者の両親と、コーダの一人息子— 呉美保監督×吉沢亮のタッグによる “普遍的な家族の物語”[インタビュー] 田中彩子  デビュー10周年を迎え「これまでの私のベスト」な選曲のリサイタルを開催
[インタビュー] 宮本笑里  “ヴァイオリンで愛を奏でる”11年ぶりのベスト・アルバムを発表[インタビュー] YOYOKA    世界が注目する14歳のドラマーが語る、アメリカでの音楽活動と「Layfic Tone®」のヘッドフォン
[インタビュー] 松尾清憲 ソロ・デビュー40周年 めくるめくポップ・ワールド全開の新作[インタビュー] AATA  過去と現在の自分を全肯定してあげたい 10年間の集大成となる自信の一枚が完成
https://www.cdjournal.com/main/cdjpush/tamagawa-daifuku/2000000812
https://www.cdjournal.com/main/special/showa_shonen/798/f
e-onkyo musicではじめる ハイカラ ハイレゾ生活
Kaede 深夜のつぶやき
弊社サイトでは、CD、DVD、楽曲ダウンロード、グッズの販売は行っておりません。
JASRAC許諾番号:9009376005Y31015